2017年2月15日水曜日

産業機械受注状況から有望銘柄を考える

2016年は前年比103.5%

産業機械受注状況平成28年(1~12月)が2月14日に発表となっております。
受注高は、5兆6、089億円で、前年比103.5%となっております。
内需は、3兆9,126億円で、前年比111.7%で、外需は、1兆6,962億円で、前年比88.5%となっています。

地域別ではアジアが過半


産業機械の輸出状況は、平成28年(1~12月)の輸出契約高は、1兆5,957億円で、前年比89.2%となりました。地域別構成比は、アジア60.6%、ロシア・東欧10.9%、北アメリカ8.3%、中東8.1%、アフリカ6.0%、ヨーロッパ4.0%、オセアニア1.6%、南アメリカ0.6%となっています。
    
大気汚染防止装置とごみ処理装置が伸びが顕著

環境装置受注状況の平成28年(1~12月)の受注高は、8,109億円で、前年比141.9%となっており伸びが顕著です。特に大気汚染防止装置とごみ処理装置の伸びが大きいです。            

大気汚染防止装置・ごみ処理装置での有望銘柄

大気汚染防止装置・ごみ処理装置での有望銘柄としてホソカワミクロン(6277)が上げられます。粉体関連装置で業界首位ですが同社の高温排ガス集塵 焼却炉、ボイラー、溶融炉排ガス処理設備は焼却炉などで発生した高温ガス中に含まれるばいじんを捕集します。今後期待できる分野です。粉砕技術はハイブリッド車や電気自動車のモータや二次電池の分野にも不可欠な技術であり今後も有望です。

高温排ガス集塵 焼却炉、ボイラー、溶融炉排ガス処理設備

高温排ガス集塵 焼却炉、ボイラー、溶融炉排ガス処理設備


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