後半はテーマは「塩漬け株と私」であります。
こちらも結論を先に書いておきます。塩漬けを作らない唯一の方法は「損切り」
のみであります。損切りするしないも自分自身の意思のみです。
以下、自分の意思の弱さ を懺悔します。
「禁煙」がニコチン依存症なのであれば、私sakaeは「塩漬け株依存症」である
ことを認めざる得ません。
今度こそと言って何度も「禁煙」を出来ない人と同様に、私sakaeも何度も何度も
何度も「脱塩漬け株宣言」しながら今だに達成出来ておりません。禁煙」出来ない
人を見下すことも優越感浸ることできない身分です。
私sakaeの塩漬け株の発生のパターンは
1.買い
2.株価下落
3.きっと上がると根拠のない期待する や この銘柄は長期だからと自分に言い聞かせる
4.大幅下落
5.塩漬け株
6.自分に言い訳
と毎度毎度毎度うんざりするくらい同じパターンなのです。
私sakaeですが、下がると思った株を買ったことは一度もありません。上がると思った株が
下がった時に、何かが間違っているのではと考えることを「きっとまた上がる」という全
く根拠のない期待や感情が邪魔をしてしまい、魔のスパイラルに嵌ってしまいます。
株価の下落が止まる頃になってようやく自分が間違っていたと冷静に考えることが出来ます。
「既に時遅し」なのです。
「自分(の健康)はまだ大丈夫」と心の奥底で考えている人が禁煙できないのと同様に、
「きっとまた上がる」などど根拠のない期待を持っている内は「脱塩漬け株」は永久に達成
出来ません。
究極の禁煙法が「最初から吸わない」ことであれば、究極の脱塩漬け法は最初から塩漬けに
しない、すなわち「損切り」であります。しかしながら私sakaeには買値から下がったあとに
冷静判断して損切りを実施することは感情的に無理であります。10年間の経験から来る悲し
い現実です。現実は受け入れねばなりません。しかし代替案はあります。それは買う前から損
切りの値段、ロスカットポイントを決めておくということです。
簡単なことです。「1000円で買って、900円まで下がってしまったら損切ろう」と決めて
おき実施するのみです。必要なことは自分で決めたこと守る意思だけです。
現在保有している塩漬け株を処分して真の「脱塩漬け株宣言」をすることを2005年下半期の
目標としたいと思います。
最後になりますが、10年間も「塩漬け株依存症」をやっていると作ってしまった塩漬け株の
対処法が、それなりに身に付くものです。作ってしまった塩漬け株の対処法についてはまたの
機会に。
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