2017年4月10日月曜日

3月の景気ウォッチャー調査から有望銘柄を考える

最大の課題は人手不足

景気ウォッチャー調査(2017年3月)が4月10日に発表となっておりますので、その中から有望銘柄を考えます。

3ヶ月連続の減少

「持ち直しが続いているものの、引き続き一服感がみられる。先行きについては、引き続き受注等への期待がみられる一方、人手不足やコストの上昇に対する懸念もある」とまとめられていますが、現状判断DI(季節調整値)は、47.4となり3ヶ月連続で減少しました。

有望な業種はやはり雇用関連

内容を確認すると、現状の最も良い数字は雇用関連で、反対に一番悪い数字は家計動向の中の住宅関連でした。先行きについては、最も良い数字は雇用関連で、反対に一番悪い数字は家計動向の中の飲食関連でした。

地域別では沖縄

地域別で見ると現状は最も良い数字は沖縄で、反対に一番悪い数字は東北でした。先行き判断DIは最も良い数字は沖縄で、一番悪い数字は四国でした。

景気判断理由の概要でもやはり雇用関連

景気判断理由の概要では、
・南関東の旅行代理店
・北陸の通信会社
・沖縄の建設業
・沖縄の求人情報誌製作会社
が◎(良)でした。

景気判断理由の概要でも人手不足の懸念

反対に×(:悪)は、
・北海道のコンビニ
・東北のコンビニ
・北関東の宝石・貴金属
・北関東の建設業
・中国のスーパー
・四国の輸送業
・四国の一般小売店[乾物]
・九州の建設業
・九州のスナック
・沖縄の居酒屋

有望銘柄

有望銘柄としては、都市型ホテルと観光ホテルの両方のホテル事業を手がける共立メンテナンス(9616)を上げます。復調してきた熊本に天然温泉施設を持ち、箱根と沖縄にもリゾートホテルを展開しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿