2017年11月8日水曜日

9月の景気動向指数から有望銘柄を考える 

11月8日に景気動向指数(平成29年9月速報)が発表となっております。

一致指数の基調判断は、「改善」となっており景気拡張の可能性が高いことが示されています。。

景気動向指数には、先行・一致・遅行の3つの指数があります。
8月速報では、先行(106.8→106.8)・一致(117.6→117.6)・遅行(116.5→116.5)
と3つの指標の合計は上昇しました。3指数の合計は339.2となり2ヶ月ぶりの下落です。

  

先行指数

先行指数ですが、新設住宅着工床面積・消費者態度指数・日経商品指数(42種総合)・
マネーストック(M2)(前年同月比)・東証株価指数がプラス寄与でした。

反対に先行指数の中で、最終需要財在庫率指数・鉱工業用生産財在庫率指数・新規求人数(除学卒)
中小企業売上げ見通しDIがマイナス寄与でした。

一致指数

一致指数ですが、所定外労働時間指数(調査産業計)・商業販売額(小売業)(前年同月比)・
営業利益(全産業)がプラス寄与でした。

反対に先行指数の中で、生産指数(鉱工業)・鉱工業用生産財出荷指数・耐久消費財出荷指数
投資財出荷指数(除輸送機械)・商業販売額(卸売業)(前年同月比)・有効求人倍率(除学卒)
マイナス寄与でした。

遅行指数

遅行指数ですが、最終需要財在庫指数・完全失業率がプラス寄与でした。

反対に家計消費支出(勤労者世帯、名目)・法人税収入・完全失業率・
消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)がマイナス寄与でした。

有望銘柄

9月の景気動向指数から個別の有望銘柄はありません。

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