2017年10月19日木曜日

9月の貿易統計から有望銘柄を考える

10月19日に2017年9月貿易統計(速報)が発表されています。





4カ月連続の貿易黒字です。貿易収支の12ヶ月平均もマイナス傾向が止まりました。教科書的には円高要因です。

輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は9ヶ月連続でプラスです。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均もプラスです。

有望銘柄を考えて見ます。





まず世界総額の輸出では、原動機・半導体等電子部品・有機化合物が前月比で伸率が大きかったです。



地域別の輸出では、
米国向け輸出では半導体製造装置・原動機・医薬品伸率が大きかったです。

EU向け輸出では建設用鉱山用機械・自動車・自動車の部分品の伸率が大きかったです。

アジア向け輸出では半導体等電子部品・鉄鋼・有機化合物伸率が大きかったです。 

中国向け輸出では半導体製造装置・有機化合物・半導体電子部品伸率が大きかったです。


世界総額の輸入では、原粗油・石炭・医薬品が前月比で伸率が大きかったです。

地域別の輸入では、
米国向け輸入では液化天然ガス・石炭・魚介類の伸率が大きかったです。
EU向け輸入では医薬品・原動機・自動車伸率が大きかったです。
アジア向け輸入では半導体等電子部品・電算機類・音響映像機器の伸率が大きかったです。 
中国向け輸入では電算機類・音響映像機器・科学光学機器伸率が大きかったです。

9月の貿易統計より、有望銘柄はありません。

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