2017年3月22日水曜日

2月の貿易統計より有望銘柄を考える

3月22日に2017年2月貿易統計(速報)が発表されています。

2カ月ぶり貿易黒字です。貿易収支の12ヶ月平均はプラス傾向が続いています。教科書的には円高要因ではあります。

輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は3ヶ月連続でプラスです。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均は上昇しました。1月分の輸出が2月分に乗ったようです。

輸出も輸入も数量が上昇しているので経済活動が活発になる兆しが現れて来ているので、有望銘柄を考えて見ます。

まず世界総額の輸出では、自動車の部分品・半導体等電子部品・科学光学機器が前月比で伸率が大きかったです。

地域別の輸出では、
米国向け輸出では自動車の部分品・自動車・鉱物性燃料の伸率が大きかったです。
EU向け輸出では原動機・二輪自動車・自動車の部分品の伸率が大きかったです。
アジア向け輸出では半導体等電子部品・科学光学機器・鉄鋼伸率が大きかったです。 
中国向け輸出では科学光学機器・自動車の部分品・有機化合品の伸率が大きかったです。

世界総額の輸入では、原粗油・石炭・石油製品が前月比で伸率が大きかったです。

地域別の輸入では、
米国向け輸入では液化石油ガス・液化天然ガスの伸率が大きかったです。
EU向け輸入では航空機類と自動車伸率が大きかったです。
アジア向け輸入では石油製品・通信機の伸率が大きかったです。 
中国向け輸入では衣類と同付属品・金属製品・家具の伸率が大きかったです。

以上の結果より、半導体等電子部品と科学光学機器の関連の銘柄としてPS4も好調なソニー(6758)が有望と考えます。

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