2017年2月2日木曜日

金と白金の価格動向(2017年1月) 白金優勢が続く

金と白金の値動きにて変化が出てきました。 

金と白金は通常は白金の方が価格は高いです。これは白金の年間の生産量は金のそれに比べれば12分の1の量といわれ稀少価値があるからとされています。 

金は、最近あまり聞かなくなりましたが代替通貨、安全資産、ラストリゾートなどと言われ
信用が失われると価格が上昇します。一方、白金は工業用の用途が多く世界経 済の減速のあおりを受け、需要減少→価格下落となります。結果として金と白金の価格差が大きくなると株価は上昇し、小さくなると株価は下落するようです。

2017年1月の金と白金の価格動向 

2017年1月の金と白金の価格差は、2105年1月より25ヶ月連続で白金の価格が金の価格を下回っていますが、マイナス幅が縮小中です。2月に入ってからも縮小が続いています。金と白金の価格差と株価の比較グラフを確認すると白金が金に対して価格が優位にある時に株価も堅調であることが分かりますがトレンド転換したと判断していいようです。白金の自動車の触媒が最大需要ですが、自動車の生産台数が北米を中心に好調なのも強気材料です。

CFTC建玉明細動向

金と白金の値幅の縮小には、NY金 CFTC建玉明細NY白金 CFTC建玉明細を確認して金の下落余地と白金の下落余地も確認しておく必要があります。CFTC建玉明細から見ると金よりも白金の方が大口の投機の玉は増えています。投機玉なので反転もあるのであまり楽観出来ません。

シェールオイルにも注意

金の価格については、原油と順相関で、ドルと逆相関であることもよく知られていますが、、NY原油 CFTC建玉明細も大口投機玉が膨らみが急すぎるのであまり一方向で見ない方がいいようです。減産合意を覆すようなバットニュースにも気をつけたいですし、アメリカのシェールオイルも動向も見ておく必要があります。
シェールオイルについては、稼動リグ数も底を打って増産傾向にあります。価格がWTIで50ドルを超えてくるとリグ数が増えてくるようです。WTIで当面は40ドルから60ドルの範囲で動くと予想されています。このことからも金の上値が限定されていくかと思います。

11月9日のアメリカの大統領選挙以降、正解はリスクオフモードになっていますが、いよいよ1月20日にトランプ新大統領が就任しました。就任前の公約を果たすべく大統領令を乱発して市場が混乱して来ています。で万が一に戦争のような状況になれば一気にトレンドが変わってしまうので油断は禁物かと思います。



1 件のコメント:

  1. トランプ発言で2017年の予測はかなり困難に感じています
    今後も発言に注目ですね

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