2017年6月5日月曜日

4月の鉱工業指数から有望銘柄を考える


5月31日に鉱工業指数の2017年4月の速報の発表がりました。
経済産業省の鉱工業指数のページ

鉱工業指数と株価との関係

鉱工業指数の生産と、出荷から在庫の差は株価と同調します。







意図せざる在庫減局面から在庫積み増し局面へ

鉱工業指数参考の図表の中にある鉱工業の在庫循環図を確認すると、
在庫の前年同期比はマイナスで、生産の前年同期比がプラスになっています。
意図せざる在庫減局面から在庫積み増し局面に移行しました。



























在庫積み増し局面の滞留期間

前回意図せざる在庫減局面から在庫積み増し局面に移行したのは、
平成25年の第4四半期で平成26年第2四半期には在庫つみ上がり局面に移行しました。
日経平均株価は、16000円から9か月ほど調整局面になっており、
俗にいう黒田バズーカの第2弾相場までの待ち時間でした。
次の四半期には在庫積み上がり局面に移行しているかも知れません。

有望品目は16品目


ここからの有望銘柄についても鉱工業指数から検証します。生産がプラス基調で、
出荷から在庫を引いた差もプラスス基調である品名を取り扱っている企業が有望です。

6か月連続で、生産がプラス基調で、出荷から在庫を引いた差もプラス基調である品名を探してみると、
特殊鋼冷間仕上鋼材、アルミニウムダイカスト、油圧ポンプ、ショベル系掘削機械、
コンバイン整流素子、発光ダイオード、低圧開閉スイッチ、電磁クラッチ、カーナビゲーションシステム、
生石灰、酸化チタン、酸素、窒素、ポリプロピレングリコール、ポリアミド系樹脂成形材料
の16品目が確認出来ました。


有望銘柄

発光ダイオード関連銘柄は9銘柄ありますが、その中からディスコ(6146)が有望銘柄になります。

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