2018年1月24日水曜日

12月の貿易統計から有望銘柄を考える 輸出金額は2008年9月以来の金額となりました。

1月24日に2017年12月貿易統計(速報)が発表されています。







7カ月連続の貿易黒字です。貿易収支の12ヶ月平均は減少です。教科書的には円安要因です。

輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は13ヶ月連続でプラスです。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均は横這いです。
輸出金額は2008年9月以来の金額となりました。

有望銘柄を考えて見ます。

まず世界総額の輸出では、自動車・鉄鋼・半導体製造装置が前月比で伸率が大きかったです。



地域別の輸出では、
米国向け輸出では建設用鉱山用機械・鉄鋼・航空機類伸率が大きかったです。

EU向け輸出では建設用鉱山用機械・原動機・科学光学機器の伸率が大きかったです。

アジア向け輸出では半導体等製造装置・鉄鋼・通信機伸率が大きかったです。

中国向け輸出では半導体製造装置・半導体電子部品・金属加工機械伸率が大きかったです。


世界総額の輸入では、原粗油・通信機・石油製品が前月比で伸率が大きかったです。


地域別の輸入では、
米国向け輸入では液化石油ガス・原粗油・石油製品の伸率が大きかったです。
EU向け輸入では自動車・有機化合物・科学光学機器伸率が大きかったです。

アジア向け輸入では通信機・石油製品・液化天然ガスの伸率が大きかったです。 


中国向け輸入では通信機・金属製品・石油製品伸率が大きかったです。


12月の貿易統計より、有望銘柄はありません。

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