2018年3月31日土曜日

金と白金(2018年3月)



=== 白金が下落 ===
金と白金は通常は白金の方が価格は高いです。
これは白金の年間の生産量は金のそれに比べれば12分の1の量といわれ稀少価値
があるからとされています。

金は、最近あまり聞かなくなりましたが代替通貨、安全資産、
ラストリゾートなどと言われ信用が失われると価格が上昇します。
一方、白金は工業用の用途が多く世界経 済の減速のあおりを受け、
需要減少→価格下落となります。
結果として金と白金の価格差が大きくなると株価は上昇し、
小さくなると株価は下落するようです。


=== 2018年2月の金と白金の価格動向 ===
2017年9月の金と白金の価格差は、2015年1月より39ヶ月連続で白金の価格が
金の価格を下回っていますが、マイナス幅が拡大しました。
金と白金の価格差と株価の比較グラフを確認すると白金が金に対して価格が
優位にある時に株価も堅調であることが分かります。
金の価格の方が強いです。白金の自動車の触媒が最大需要ですが、
ディーゼルエンジンが少なくなり電気自動車に切り替わるニュースばかりです。





=== CFTC建玉明細動向 ===
金と白金の値幅を見るには、NY金 CFTC建玉明細とNY白金CFTC建玉明細を
確認してておく必要があります。
CFTC建玉明細月は、金の方が2月20日に190,922枚で3月27日に203,354枚に対して、
白金の方が2月20日に41,753枚で3月27日に23,743枚なので
投機玉は金も白金も減りました。



=== シェールオイルにも注意 ===
金の価格については、原油と順相関で、ドルと逆相関であることもよく知られていますが、NY原油 CFTC建玉明細の大口投機玉は依然として高水準です。






=== まとめ ===
3月も株は調整し商品はまちまちでした。
原油価格の建て玉残が気になります。

2018年3月30日金曜日

2月の鉱工業指数から有望銘柄を考える 

3月30日に鉱工業指数の2018年2月の速報の発表がりました。

経済産業省の鉱工業指数のページ

鉱工業指数と株価との関係

鉱工業指数の生産と、出荷から在庫の差は株価と同調します。








在庫積み増し局面の後半へ


鉱工業指数参考の図表の中にある鉱工業の在庫循環図を確認すると、
在庫の前年同期比はマイナスで、生産の前年同期比がプラスになっています。
在庫積み増し局面で在庫がプラスに転じました。



在庫積み増し局面の滞留期間

前回意図せざる在庫減局面から在庫積み増し局面に移行したのは、
平成25年の第4四半期で平成26年第2四半期には在庫つみ上がり局面に移行しました。
日経平均株価は、16000円から9か月ほど調整局面になっており、
俗にいう黒田バズーカの第2弾相場までの待ち時間でした。
次の四半期には在庫積み上がり局面に移行しているかも知れません。

有望品目は10品目


ここからの有望銘柄についても鉱工業指数から検証します。生産がプラス基調で、
出荷から在庫を引いた差もプラスス基調である品名を取り扱っている企業が有望です。
2か月連続で、生産がプラス基調で、出荷から在庫を引いた差もプラス基調である品名を探してみると、これから業績の上方修正が期待出来そうな品目が10品目が確認出来ました。

【10品目】
一般缶
ショベルトラック
鋳造装置
ダイカスト用金型
ダイヤモンド工具
高圧遮断器
耐火れんが
アンモニア
浴用・手洗用石けん
乗用車用タイヤ


有望銘柄

2月の鉱工業生産指数からは、有望銘柄はありません。

 
 


為替レートは

日経平均・JPX中小型指数・マザース指数の比較から4月の相場を考える 4月は日柄調整を終えるかも知れません。

日経平均・JPX中小型指数・マザース指数の関係

新興株指数が日経平均株価を先導して変動することはよく知られています。
JPX中小型指数は、2017年3月13日から公表されている指数ですが、
2007年7月まで遡って計算がされています。

JPX中小型指数とマザース指数では、マザース指数が好調な時に日経平均も
好調になりことが分かります。





4月の相場展望

2018年3月は、2月に続いて調整しました。4月は日柄調整を終えるかも知れません。

FX ポータル

2018年3月29日木曜日

主体別売買動向(3月16日週) 引き続き外国人の買い転換待ちです。




毎週木曜日に主体別売買動向が発表となっております。

外国人の売買動向で相場が動くことは良く知られています。
日経平均株価と「外国人」の売買金額の4週平均と「個人の現物」の4週平均のグラフを
並べたグラフが下のようになります。
「個人の現物」が竹やりで、「外国人の大砲」に挑んでいるようなものです。


「外国人」と「個人の現物」は逆相関です。
個人は売り越すことが殆どですが、逆張りで下がった時に買っているのが確認出来ます。
3月23日週は前週より外国人売りが増えて11週連続の売りとなりました。4週平均も増加しています。個人のバーゲンハンターが2週ぶりに買いました。外国人の売りが止まりません。

対外及び対内証券売買契約等の状況(3月23日週) 引き続き外国人の日本株売り止らず



対外及び対内証券売買契約等の状況が毎週木曜日に発表されます。
対外証券投資【居住者による取得・処分】と対内証券投資【非居住者による取得・処分】
と分けられて公開されます。

株について

株については外国勢の売り買いが相場に影響します。
3月23日の含む週は、引き続き外国勢は日本株を売ったようです。


為替について

ドル円相場については、国内勢(特に邦銀)の外債の中長期債の動向の影響が大きいです。2月は邦銀が3兆円以上売って円高が進行しましたが、3月23日の含む週は、3週連続で買い直されました。


直近の状況

外国人の日本株の売りがまだ止まっていませんが、外国人の日本株の売りの買い転換を待ちたいものです。邦銀の外債の中長期債の売りが一端止まっているので円相場は小康状態になって行くと思われます。

2018年3月24日土曜日

シリーズ 欲望の経済史

シリーズ 欲望の経済史が1月5日から3月23日に放映されました。

~ルールが変わる時~
第1回「時が富を生む魔術~利子の誕生」

~ルールが変わる時~
第2回「空間をめぐる攻防」

~ル―ルが変わる時~
第3回「勤勉という美徳」


〜ルールが変わる時〜
4回「技術が人を動かす」

〜ルールが変わる時〜
第5回「大衆の夢のあとさき」


~ル―ルが変わる時~
最終回「欲望が欲望を生む~金融工学の果てに~」

~日本戦後編~
第1回焼け跡に残った戦時体制終戦~50s」

~日本戦後編~
第2回「奇跡の高度成長の裏で60s」

~日本戦後編~ 
第3回「繁栄の光と影が交錯する70s」

~日本戦後編~
第4回「ジャパン・アズ・ナンバーワンの夢80s」

~日本戦後編~ 
第5回「崩壊 失われた羅針盤90s」

~日本戦後編~ 
最終回「改革の嵐の中で0s」

2018年3月23日金曜日

主体別売買動向(3月16日週) 引き続き外国人の買い転換待ちです。



毎週木曜日に主体別売買動向が発表となっております。

外国人の売買動向で相場が動くことは良く知られています。
日経平均株価と「外国人」の売買金額の4週平均と「個人の現物」の4週平均のグラフを
並べたグラフが下のようになります。
「個人の現物」が竹やりで、「外国人の大砲」に挑んでいるようなものです。


「外国人」と「個人の現物」は逆相関です。
個人は売り越すことが殆どですが、逆張りで下がった時に買っているのが確認出来ます。
3月16日週は前週より外国人売りは減って、4週平均は減少しています。個人のバーゲンハンターの買いは7週で途切れました。引き続き外国人の買い転換待ちです。

2018年3月22日木曜日

対外及び対内証券売買契約等の状況(3月16日週)



対外及び対内証券売買契約等の状況が毎週木曜日に発表されます。
対外証券投資【居住者による取得・処分】と対内証券投資【非居住者による取得・処分】
と分けられて公開されます。

株について

株については外国勢の売り買いが相場に影響します。
3月16日の含む週は、引き続き外国勢は日本株を売ったようです。


為替について

ドル円相場については、国内勢(特に邦銀)の外債の中長期債の動向の影響が大きいです。2月は邦銀が3兆円以上売って円高が進行しましたが、3月16日の含む週は、2週連続で買い直されました。


直近の状況

外国人の日本株の売りがまだ止まっていませんが、外国人の日本株の売りの買い転換を待ちたいものです。邦銀の外債の中長期債の売りが一端止まったので円高の進行が止まるかも知れません。

2018年3月21日水曜日

上場会社連結決算短信(2018年3月度)

毎月東京証券取引所グループ(JPX)は統計月報の中で、

決算短信集計(2018年3月度)も発表しております。
3月度は、12月期決算企業の決算短信が集計されています。




集計された決算短信の12ヶ月移動合計の推移をグラフにすると、
やはり日経平均株価と相関があることが分かります。
12月期決算企業のデーターでは、売上高・経常利益・純利益が前年の12月より上昇しています。




揖保の糸

2018年3月19日月曜日

2月の貿易統計から有望銘柄を考える 

3月19日に2018年2月貿易統計(速報)が発表されています。





2カ月ぶりの貿易黒字です。貿易収支の12ヶ月平均は下落です。教科書的には円安要因です。

輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は15ヶ月連続でプラスです。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均は横這いです。


有望銘柄を考えて見ます。


まず世界総額の輸出では、自動車・航空機類・金属加工機械が前月比で伸率が大きかったです。



地域別の輸出では、
米国向け輸出では自動車・鉱物性燃料・原動機伸率が大きかったです。

EU向け輸出では自動車・船舶・金属加工機械伸率が大きかったです。

アジア向け輸出では自動車伸率が大きかったです。

中国向け輸出では自動車・金属加工機械伸率が大きかったです。


世界総額の輸入では、衣類同付属類・液化天然ガス・石油製品の伸率が大きかったです。


地域別の輸入では、
米国向け輸入では原動機・原粗油・穀物類の伸率が大きかったです。
EU向け輸入では自動車・有機化合物・科学光学機器伸率が大きかったです。

アジア向け輸入では衣類同付属類・石油製品・非鉄金属鉱石の伸率が大きかったです。 


中国向け輸入では衣類付属品・電算機類・金属製品伸率が大きかったです。


2月の貿易統計より、有望銘柄はありません。

2018年3月17日土曜日

直近上方修正銘柄から有望銘柄を考える








直近上方修正銘柄記事

直近上方修正銘柄(2018/1/12)
直近上方修正銘柄(2017/12/29)
直近上方修正銘柄(2017/12/22)
直近上方修正銘柄(2017/12/15)
直近上方修正銘柄(2017/9/22)
直近上方修正銘柄(2017/9/1)
直近上方修正銘柄(2017/8/25)
直近上方修正銘柄(2017/8/4)
直近上方修正銘柄(2017/7/28)
直近上方修正銘柄(2017/7/21)
直近上方修正銘柄(2017/7/14)
直近上方修正銘柄(2017/7/7)
直近上方修正銘柄(2017/6/30)
直近上方修正銘柄(2017/6/23)
直近上方修正銘柄(2017/6/16)
直近上方修正銘柄(2017/6/9)
直近上方修正銘柄(2017/6/2)
直近上方修正銘柄(2017/5/26)
直近上方修正銘柄(2017/4/27)
直近上方修正銘柄(2017/4/20)
直近上方修正銘柄(2017/4/14)
直近上方修正銘柄(2017/4/7)
直近上方修正銘柄(2017/3/30)
直近上方修正銘柄(2017/3/23)
直近上方修正銘柄(2017/3/16)
直近上方修正銘柄(2017/3/3)
直近上方修正銘柄(2017/2/24)
直近上方修正銘柄(2017/2/17)
直近上方修正銘柄(2017/2/10)
直近上方修正銘柄(2017/2/3)
直近上方修正銘柄(2017/1/30)
直近上方修正銘柄(2017/1/26)
直近上方修正銘柄(2017/1/13)


為替レートは

直近上方修正銘柄(3/16)から有望銘柄を考える




上方修正銘柄は20銘柄

3月12日から3月16日までに上方修正した銘柄は20銘柄が抽出出来ました。
その中から有望銘柄を考えます。




有望銘柄

有望銘柄は、ありません

修正理由

城南進学研究社は、固定資産の譲渡と特別利益の計上により上方修正となりました。

FCMは、電気機能線材事業と電子機能材事業の両セグメントともに、順調に想定を上回る推移となっております。安定稼動に よる量産効果に加え、取り組みを進めてきた製品群の集約や人員配置の最適化も相まって上方修正となりました。

 GMBは、韓国子会社における退職給付債務の減少による人件費の減少や コスト削減努力などにより前回予想を上回る見込みであり、これに加えて、貸倒引当金戻入などの営業外収益が想定以上となったことや外貨資産の評価益等の為替差益も加わり上方修正となりました。

ケー・エフ・シーは、完成工事における工事の進 捗が順調に推移し、完成工事高が増加する見込みにより上方修正となりました。

ピーバンドットコムは、国内電子業界からのプリント基板の需要が増加と売上原価の適正化を図ったこと、予実管理の徹底により販売管理費の増加を抑制した結果、上方修正となりました。

長谷工コーポレーションは、不動産取引の増加とにマンション建築工事の完成工事総利益率の改善により上方修正となりました。

プロパティエージェントは、当社が手がける都心エリアの物件における賃料水準は想定よりも堅調に上昇しており、これに低金 利の恩恵もあいまって販売価格が想定よりも高く推移したことに加え、投資家への販売も順調に推移 している状況となっております。また、財務コストの積極的な圧縮を図るなど、事業の効率化により方修正となりました。

イワキは、半導体・液晶市場および表面処理装置市場向け売上高 は引き続き好調が見込まれ、加えて主力の水処理市場向けも堅調な売上高が見込まれることとアジアを中心とした海外合弁会社からの利益も増加する見通しのため方修正となりました。

明豊エンタープライズは、不動産販売事業において当社の主力商品である 賃貸アパ-トメントブランド「MIJAS(ミハス)」シリーズの販売が好調に推移していること、また前 事業年度にて固定資産よりたな卸資産へ振り替えを行った京都の案件が、当初の予想を上回る価格で の販売見通しであること等から方修正となりました。

東洋エンジニアリングは、ソリューション事業およ びプロダクト事業の採算が見込みに比しそれぞれ向上していることに加えて、システムサポート事業 を展開する連結子会社の赤字縮小が見込まれることから方修正となりました。

岡村製作所は、確定給付年金制度の廃止に伴う退職給付制度 改定益により方修正となりました。

ファルテックは、投資有価証券売却益により方修正となりました。

ながの東急百貨店は、広告宣伝費の見直し、ポイント経費の減少な どによる販売費及び一般管理費の減少等と繰延税金資産の計上により方修正となりました。


西芝電機は、発電・産業システムの売上高が前回予想値を上回る見通しによる方修正となりました。



ツルハホールディングス は、連結化した子会社の会計処理により上方修正となりました。

EIZOは、、商品構成及び対ユー ロでの円安効果等により方修正となりました。

西部電機は、海外市場の輸出増加により方修正となりました。

インフォメーション・ディベロプメントは、ソフトウ エア開発における不採算案件が、プロジェクトマネジメントの効果により、想定よりも利益率が改善し納品 できたこと、ならびに当社およびコンサルティング子会社の売上総利益率が改善したことなどにより方修正となりました。

SKIYAKIは、ファンクラブ・ファンサイト(FC)サービスにおける 有料会員数が堅調に増加したことに加え、アーティストグッズ等のマーチャンダイジング及び電子商取引 (EC)サービスにおける出荷額が想定を上回ったことにより方修正となりました。

東京インキは、最近の業績動向が好調により上方修正となりました。

アバールデータは、半導体製造装置市場の堅調により方修正となりました。

4720 株式会社城南進学研究社
5758 FCM株式会社
7214 GMB株式会社
3420 株式会社社ケー・エフ・シー
3559 株式会社ピーバンドットコム 
1808 長谷工コーポレーション株式会社
3464 プロパティエージェント株式会社
6237 株式会社イワキ
8927 株式会社明豊エンタープライズ
4828 東洋エンジニアリング
7994 株式会社岡村製作所
7215 株式会社ファルテック
9829 株式会社ながの東急百貨店
6591 西芝電機株式会社
3391  株式会社ツルハホールディングス 
6737 EIZO株式会社 
6144 西部電機株式会社
4709 株式会社インフォメーション・ディベロプメント
4635 東京インキ株式会社
6918 株式会社アバールデータ



為替レートは

2018年3月15日木曜日

主体別売買動向(3月9日週) リーマンショック以来の個人の現物7週連続買い




毎週木曜日に主体別売買動向が発表となっております。

外国人の売買動向で相場が動くことは良く知られています。
日経平均株価と「外国人」の売買金額の4週平均と「個人の現物」の4週平均のグラフを
並べたグラフが下のようになります。
「個人の現物」が竹やりで、「外国人の大砲」に挑んでいるようなものです。



「外国人」と「個人の現物」は逆相関です。
個人は売り越すことが殆どですが、逆張りで下がった時に買っているのが確認出来ます。
3月9日週は前週より外国人売りが増えましたが、4週平均は減少しています。個人のバーゲンハンターが引き続き7週連続で買って来ています。個人の現物買いは珍しく7週連続買いはリーマンショック以来です。引き続き外国人の買い転換待ちになって来ました。

対外及び対内証券売買契約等の状況(3月9日週)


対外及び対内証券売買契約等の状況が毎週木曜日に発表されます。
対外証券投資【居住者による取得・処分】と対内証券投資【非居住者による取得・処分】
と分けられて公開されます。

株について

株については外国勢の売り買いが相場に影響します。
3月9日の含む週は、前週とあまり変わりなく外国勢は日本株を売ったようです。


為替について

ドル円相場については、国内勢(特に邦銀)の外債の中長期債の動向の影響が大きいです。2月は邦銀が3兆円以上売って円高が進行しましたが、3月9日の含む週は、1兆円買い直されました。期末を控えた決算対策売りは収まったのかも知れません。



直近の状況

外国人の日本株の売りがまだ止まっていませんが、外国人の日本株の売りの買い転換を待ちたいものです。邦銀の外債の中長期債の売りが一端止まったので円高の進行が止まるかも知れません。

2018年3月14日水曜日

1月の機械受注から有望銘柄を考える

事前予想より低い前月比-1.9%

3月14日に2018年1月の機械受注統計が発表となっています。
民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の前月比が、
事前予想より高い8.2%となりました。



ここだけが強調されて報道されるので、全体の金額だけでは見えてこないので
機種別に内容を確認して有望銘柄を考えて見ます。



機械受注統計とは、

機種別の中分類では原子力原動機・火水力原動機・内燃機関・ 発電機・その他重電機・
電子計算機等・通信機・電子応用装置・電気計測器・風水力機械・
運搬機械・産業用 ロボット・金属加工機械・化学機械・冷凍機械・合成樹脂加工機械・
繊維機械・ 建設機械・鉱山機械・農林用機械・その他の21に分類されます。


有望カテゴリーは5カテゴリー

11月・12月・1月の3ヶ月間で、受注・販売・受注残が全て前年同月比プラスの項目は
電気計測器・産業用ロボット・合成樹脂加工機械・建設機械・農林用機械の5つでしたので、
この5カテゴリーの中から有望銘柄を探します。



電子計算機等に含まれる半導体製造装置の主要8社は
6146 ディスコ・6756 日立国際電気・6857 アドバンテスト・
7729 東京精密・7731 ニコン・7735 SCREEN HD・8035 東京エレクトロン・
8036 日立ハイテクノロジーズとなります。

風水力機械関連は、日本碍子(5333) 、日本製鋼所(5631) 、
電業社機械製作所(6365)、日本精工(6471)、NTN(6472) 、安川電機(6506) 、
西芝電機(6591)、三菱重工業(7011)、SUBARU(7270)、三菱商事(8058)
となります。       

産業ロボット関連株は6324 ハーモニック・ドライブ・システムズ・7012 川崎重工業・
6622 ダイヘン・ 8137 サンワテクノス・7227 アスカ・6506 安川電機・
6268 ナブテスコ・8081 カナデン・8052 椿本興業・7272 ヤマハ発動機・
6905 コーセル・6594 日本電産・2902 太陽化学・7485 岡谷鋼機・
6163 エイチアンドエフ・7435 ナ・デックスが出てきました。

合成樹脂加工機関連株は、プラマテルズ(2714)、フクビ化学工業(7871)、
サンエー化研(4234)が出てきました。

建設機械関連株は、ニッパンレンタル(4669)・三菱製鋼(5632)・ヤマシンフィルタ(6240)
・ナブテスコ(6268)・前田製作所(6281)・オカダアイヨン(6294)・小松製作所(6301)・
住友重機械工業(6302)・日立建機(6305)・クボタ(6326)・酒井重工業(6358)・
タダノ(6395)・竹内製作所(6432)・三菱重工業(7011)・川崎重工業(7012)・
ニチユ三菱フォークリフト(7105)・興銀リース(8425)・共成レンテム(9680)・
西尾レントオール(9699)・カナモト(9678)・コンセック(9895)が出てきました。

農林用機械関連銘柄は、やまびこ(6250)、井関農機(6310)、丸山製作所(6316)、
タカキタ(6325)、クボタ(6326)、前田製作所(6281)、IHI(7013)が出てきました。 

有望銘柄

1月の機械受注の結果からの有望銘柄はありません。

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