2017年5月15日月曜日

4月の景気ウォッチャー調査から有望銘柄を考える

最大の課題は人手不足

景気ウォッチャー調査(2017年4月)が5月11日に発表となっておりますので、その中から有望銘柄を考えます。

4ヶ月ぶりの上昇

「持ち直しが続いているものの、引き続き一服感がみられる。先行きについては、引き続き受注等への期待がみられる一方、人手不足やコストの上昇に対する懸念もある」とまとめられていますが、現状判断DI(季節調整値)は、48.1となり4ヶ月ぶりの上昇となりました。

有望な業種はやはり雇用関連

内容を確認すると、現状の最も良い数字は雇用関連で、反対に一番悪い数字は家計動向の中の小売でした。先行きについては、最も良い数字は雇用関連で、反対に一番悪い数字は家計動向の中の飲食関連でした。

地域別では沖縄

地域別で見ると現状は最も良い数字は北陸で、反対に一番悪い数字は北海道でした。先行き判断DIは最も良い数字は沖縄で、一番悪い数字は四国でした。

景気判断理由の概要でもやはり雇用関連

景気判断理由の概要では、
・九州の都市型ホテル
・北関東のその他製造業の環境機器
・近畿の木材木製品製造表
が◎(良)でした。

景気判断理由の概要でも人手不足の懸念

反対に×(:悪)は、
・東北の高級レストラン
・北関東の宝石・貴金属
・南関東のプラスチック製品製造業
・東海の乗用車販売業
・四国の一般小売店[乾物]
・四国の一般小売店[酒]
・九州の一般小売店[生花]
でした。

有望銘柄

有望銘柄としては、都市型ホテルと観光ホテルの両方のホテル事業を手がける共立メンテナンス(9616)を上げます。復調してきた熊本に天然温泉施設を持ち、箱根と沖縄にもリゾートホテルを展開しています。

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