2017年8月7日月曜日

6月の景気動向指数から有望銘柄を考える 3指数合計はリーマンショック前の水準になりました。

8月7日に景気動向指数(平成29年6月速報)が発表となっております。

一致指数の基調判断は、「改善」となっており景気拡張の可能性が高いことが示されています。。

景気動向指数には、先行・一致・遅行の3つの指数があります。
6月速報では、先行(104.7→106.3)・一致(115.8→117.2)・遅行(116.4→118.1)
と3つの指標の合計は上昇しました。3指数の合計は341.6となり2008年5月以来の水準です。


             


先行指数

先行指数ですが、最終需要財在庫率指数・鉱工業用生産財在庫率指数・新規求人数・新設住宅着工床面積
・マネーストック(M2)・東証株価指数がプラス寄与でした。

反対に先行指数の中で、消費者態度指数・日経商品指数がマイナス寄与でした。

一致指数

一致指数ですが、生産指数(鉱工業)・鉱工業用生産財出荷指数・耐久消費財出荷指数・投資財出荷指数
営業利益(全産業)がプラス寄与でした。

反対に先行指数の中で、商業販売額(小売業)(前年同月比)・商業販売額(卸売業)(前年同月比)
マイナス寄与でした。

遅行指数

遅行指数ですが、家計消費支出(勤労者世帯、名目)・法人税収入がプラス寄与でした。

反対に消費者物価指数・最終需要財在庫指数がマイナス寄与でした。

有望銘柄

6月の景気動向指数から有望銘柄はありません。

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