2017年7月11日火曜日

6月の景気ウォッチャー調査から有望銘柄を考える  有望銘柄は一番の出遅れ株

最大の課題は人手不足

景気ウォッチャー調査(2017年6月)が7月10日に発表となっておりますので、
その中から有望銘柄を考えます。




2ヶ月連続の上昇

持ち直しが続いている。先行きについては、人手不足に対する懸念もある一方、
引き続き受注や設備投資等への期待がみられる」 とまとめられていますが、
現状判断DI(季節調整値)は50.0となりました。
50ポイントの回復は2015年7月以来となります。


有望な業種はやはり雇用関連

内容を確認すると、現状の最も良い数字は雇用関連で、
反対に一番悪い数字は家計動向の中の飲食でした。
先行きについては、最も良い数字は雇用関連で、
反対に一番悪い数字は家計動向の中の住宅関連でした。


地域別では沖縄

地域別で見ると現状は最も良い数字は東海で、反対に一番悪い数字は東北でした。
先行き判断DIは最も良い数字は東京で、一番悪い数字は東北でした。


景気判断理由の概要でも雇用

景気判断理由の概要では、
・北海道のコンビニ
・北関東の金属製品製造業
・東海の乗用車販売店
・九州の百貨店
・甲信越の人材派遣会社
が◎(良)でした。


景気判断理由の概要では消費関連

反対に×(:悪)は、
・東北の食料品製造業
・東海の衣料品専門店
・沖縄の商店街
・沖縄の建設業
でした。


有望銘柄

東海の乗用車販売に関連して、業種別時価総額でも出遅れの顕著なトヨタ自動車(7203)
が有望銘柄になります。
想定為替レートは1$=105円で新車販売も好調で決算の上方修正が期待出来ます。


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