2017年8月6日日曜日

経済統計から8月のFXで狙う通貨を考える

7月はドルインデックスは軟調でした。
ドルインデックスは7月は6月末と比較して2.43%下落して96レベルです。
IMMの投機ポジションもドルインデックスの買いポジションが45%減りました。
円のポジションは円売りポジションが98%増えました。投機筋は7月は円売りでした。

円・ドル・ユーロ・ポンド・豪ドルの中から、ここから狙える通貨をを考えます。

まずファンダメンタルズですが為替に影響に与える要因が一般的に5つあります。

景気・金利・貿易収支・戦争テロ・インフレの5つです。
7月5日から8月4日までの経済指標をチェックして見ました。

1つ目は、景気でGDP成長率がプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:×、ドル:〇、ユーロ:〇、ポンド:×、豪ドル:× となります。

2つ目は、10年金利から物価上昇を示すCPIを引いた実質金利のアメリカの実質金利との差である
実質金利のプラス縮小を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:〇、ドル:ー、ユーロ:〇、ポンド:×、豪ドル:〇 となります。

3つ目は、貿易収支でプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:〇、ドル:〇、ユーロ:〇、ポンド:×、豪ドル:〇 となります。

4つ目は、戦争ですが良化を○、変化なし△、悪化×とすると、
円:△、ドル:△、ユーロ:△、ポンド:△、豪ドル:△ となります。

5つ目は、インフレでCPIの前年同月比でプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:△、ドル:×、ユーロ:△、ポンド:×、豪ドル:× となります。世界は長期金利と共に物価も上昇基調になって来ているようです。

IMM投機ポジションでは全体的にドル買いポジションが縮小中です。

買いポジションのプラスを○、変化なし△、マイナスが×とすると、
円:×、ドル:×、ユーロ:〇、ポンド:〇、豪ドル:〇 となります。

以上を総合すると〇の数は、円が1つ、ドルが1つ、ユーロが3つ、ポンドが1つ、
豪ドルが2つです。
×の数は、円が2つ、ドルが2つ、ユーロがゼロ、ポンドが4つ、豪ドルが2つです。

総合判断としては〇が3つのユーロを買い、×が4つのポンドを売るユーロ買いポンド売りが
ここから狙えるポジションかと思います。

ボラティリティが上昇しそうなのでロスカットを入れながら取引するのがいいかと思います。
為替レートは

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