2017年3月16日木曜日

2月の景気ウォッチャー調査から有望銘柄を考える

最大の課題は人手不足

景気ウォッチャー調査(2017年2月)が3月8日に発表となっておりますので、その中から有望銘柄を考えます。

2ヶ月連続の50割れ

「持ち直しが続いているものの、引き続き一服感がみられる。先行きについては、海外情勢への懸念が和らぐ中、引き続き受注や求人増加等への期待がみられる」とまとめられていますが、現状判断DI(原数値)は、48.6となり2ヶ月連続で減少しました。

有望な業種はやはり雇用関連

内容を確認すると、現状の最も良い数字は雇用関連で、反対に一番悪い数字は家計動向の中の小売関連でした。先行きについては、最も良い数字は雇用関連で、反対に一番悪い数字は家計動向の中の住宅関連でした。

地域別では沖縄

地域別で見ると現状は最も良い数字は沖縄で、反対に一番悪い数字は南関東でした。先行き判断DIは最も良い数字は東京都で、一番悪い数字は北関東でした。

景気判断理由の概要でもやはり雇用関連

景気判断理由の概要では、
・東北の人材派遣会社
・北関東の都市型ホテル
・南関東の旅行代 理店)
・近畿の経営コンサルタント
・中国の輸送用機 械器具製造業
・四国のパルプ・紙・紙加工品製造業
・九州の輸送業
・九州の観光名所
・沖縄の観光ホテル
が◎(良)でした。

景気判断理由の概要でも人手不足の懸念

反対に×(:悪)は、
・北海道の(一般小売店[酒]
・東北の一般レストラン
・北関東の建設業
・北関東の宝石・貴金属
・南関東の一般レストラン
・東海の衣料品専門店
・四国の人材派遣会社

有望銘柄

有望銘柄としては、都市型ホテルと観光ホテルの両方のホテル事業を手がける共立メンテナンス(9616)を上げます。復調してきた熊本に天然温泉施設を持ち、箱根と沖縄にもリゾートホテルを展開しています。

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