6月はドルインデックスは軟調でした。ドルインデックスは6月は5月末と比較して0.98%下落して96レベルです。
IMMの投機ポジションもドルインデックスの買いポジションが20%減りました。
円のポジションは円売りポジションが17%増えました。投機筋は6月は円売りでした。
円・ドル・ユーロ・ポンド・豪ドルの中から、ここから狙える通貨をを考えます。
まずファンダメンタルズですが為替に影響に与える要因が一般的に5つあります。
景気・金利・貿易収支・戦争テロ・インフレの5つです。
6月1日から7月5日までの経済指標をチェックして見ました。
1つ目は、景気でGDP成長率がプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:×、ドル:〇、ユーロ:〇、ポンド:△、豪ドル:× となります。
2つ目は、10年金利から物価上昇を示すCPIを引いた実質金利のアメリカの実質金利との差である
実質金利のプラス縮小を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:〇、ドル:ー、ユーロ:〇、ポンド:〇、豪ドル:〇 となります。
3つ目は、貿易収支でプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:×、ドル:×、ユーロ:×、ポンド:〇、豪ドル:× となります。
4つ目は、戦争ですが良化を○、変化なし△、悪化×とすると、
円:△、ドル:△、ユーロ:△、ポンド:△、豪ドル:△ となります。
5つ目は、インフレでCPIの前年同月比でプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:△、ドル:×、ユーロ:×、ポンド:〇、豪ドル:〇 となります。世界は長期金利と共に物価も上昇基調になって来ているようです。
IMM投機ポジションでは全体的にドル買いポジションが縮小中です。
買いポジションのプラスを○、変化なし△、マイナスが×とすると、
円:×、ドル:×、ユーロ:×、ポンド:×、豪ドル:〇 となります。
以上を総合すると〇の数は、円が1つ、ドルが1つ、ユーロが2つ、ポンドが3つ、豪ドルが3つです。
×の数は、円が3つ、ドルが3つ、ユーロが3つ、ポンドが1つ、豪ドルが1つです。
総合判断としては〇が3つの豪ドルを買い、×が3つの円を売る豪ドル買い円売りが
ここから狙えるポジションかと思います。
ボラティリティが上昇しそうなのでロスカットを入れながら取引するのがいいかと思います。
ボラティリティが上昇しそうなのでロスカットを入れながら取引するのがいいかと思います。
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