2017年7月3日月曜日

6月末業種別時価総額と法人企業統計経常利益率から割安業種を検証する 6月末時価総額では割安業種は5つで変わらず 輸送用機械株の不調が目立ちます。

毎月第一営業日に東証は業種別時価総額を公開しています。

東証の時価総額は、2011年にボトムを付けたあとは回復基調にありますが


2016年末の580兆円は2015年末の590兆円より下がっておりましたが、2017年6月末で616兆円になっております。
社数は、2011年末の2279社に対して、2017年6月末で3555社です。







企業の業績は、法人企業統計平成29年1~3月期を確認すると、金融業・保険業を除く
全産業の経常利益の増加率は、平成29年1~3月で、プラス26.6%です。
全産業の時価総額の3月末から6月末の比較では、プラス6%です。

経常利益の増加率を横軸に、業種別の時価総額を縦軸にして分布させると、
全産業より割安な業種は、電気機器・金属製品・卸売業・輸送機械・鉄鋼の5業種で
5月末と同じでした。



反対に割高な電気ガス・建設業・食料品・不動産・情報通信・サービス・小売・化学
の8業種でした。

6月は全体相場は年初来高値を更新していますが、
5月末と比較しても輸送用機械が不調が目立ちます。


FX ポータル

0 件のコメント:

コメントを投稿