業績上方修正した銘柄は12銘柄
3月17日から3月23日までに上方修正した銘柄は12銘柄が抽出出来ました。その中から有望銘柄を考えます。・丸順は、日本 及び中国において、構造改革による固定費削減や製造原価低減が進んだことにより営業利益が増加する見通しとなりました。あわせて、為替差益等の発生により営業外収益が想定より増加する見通しとなったほか、構造改革による特別 損益の見通しがついたことにより上方修正となりました。
・ピーエス三菱は、工事採算の改善により売上総利益率が前回発表予想8.9%から10.1%へ好転し、経常 利益は5億5千万円、当期純利益は5億8千万円の上方修正となりました。
・日本取引所グループは、業績予想数値の前提となる通期の1日平均の売買代金・ 取引高について、最近の市況動向を踏まえて見直したことにより上方修正となりました。
・フィード・ワンは継続的なコスト改善と新製品の販売等により上方修正となりました。
・トーカロの半導体・液晶分野向けを中心とした溶射加工の売上高が前回発表予想を上回るペースで堅調に推移しているので上方修正となりました。
・ハーモニック・ドライブ・システムズは、買収による子会社化の特別利益を計上したことにより上方修正となりました。
・石井表記は、新規分野である自動車向け印刷製品の本格的な生産を開始し、当事業が前回予想時の想定を上回る実績となったことなどから、営業利益が前回予想を上回り、投資有価証券売却による特別利益、繰延 税金資産計上に伴う法人税等調整額を計上したことなどにより上方修正となりました。
・佐藤渡辺は、不採算工事の減少に伴い上方修正となりました。
・常磐開発は建築・土木工事において、工事内容の変更及び増額等が利益率アップに寄与したこ とに加え、工事コスト上昇要因だった労務費の上昇が、公共工事において、物価スライドによる労務単価の 見直しがなされたことにより、利益率が向上する見通しで情報修正となりました。
・デジタルアーツ、国内公共向け市場において、官公庁向け「i-FILTER」の大規模新規案件を獲得したことや、総務省が求める自治体情報 セキュリティ対策の抜本的強化に関する指針を受け、各都道府県および各市区町村おいてインターネットのセキュリティ強化対策が実施され、主力製品である「i-FILTER」シリーズ・「m-FILTER」シリーズの売上が好調に推移した結果、売上高、営 業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前期実績を大幅に上回る見通しで上方修正となりました。
・エヌアイシ・オートテックは、平成 29 年3月期通期の連結業績は、各セグメントの売上高が順調に推移し、前回公表した連結売上高の 修正予想数値をさらに上回る見通しであります。特にアルファフレーム部門では、FA装置(FA: Factory Automation/「自動化・省力化装置」をいう。)等に使用される「アルファフレームシステム」の 大口案件の受注増加に加え、設計サポートシステム「カクチャ TM」を含めた受注案件も伸長いたしました。 また、装置部門の洗浄・検査装置及びFPD(フラットパネルディスプレイ)業界向けクリーンブース案件、 並びに特殊仕様の構造物案件の受注も当初予測を上回りました。 利益面につきましては、売上高の伸長に伴い各利益も増加し、前年度より取組んでいる業務効率化の 一環として実施した主力工場の業務システム更新や新規機械設備導入等による経費削減効果も加わり、大幅 な増益となる見込みであります。 なお、今回公表いたしました業績予想数値は、前期連結実績に対し売上高 29.5%増、営業利益 41.4%増、 経常利益 41.1%増、親会社株主に帰属する当期純利益 39.9%増と大幅な増収増益であり、通期の各利益は、 連結決算となってから2期連続、個別業績では3期連続で最高益を更新する見通しで上方修正となりました。
有望銘柄
有望銘柄は、半導体装置関連としてのトーカロ(3433)と省人化のFA関連としてエヌアイシ・オートテック(5742)となります。5393 東証1部 ニチアス(株)
3422 名証2部 (株)丸順
1871 東証1部 (株)ピーエス三菱
8697 東証1部 (株)日本取引所グループ
2060 東証1部 フィード・ワン(株)
3433 東証1部 トーカロ(株)
6324 東証JQS (株)ハーモニック・ドライブ・システムズ
6336 東証2部 (株)石井表記
1807 東証JQS (株)佐藤渡辺
1782 東証JQS 常磐開発(株)
2326 東証1部 デジタルアーツ(株)
5742 東証JQS エヌアイシ・オートテック(株)
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