2017年3月6日月曜日

直近上方修正銘柄(3/3)から有望銘柄を考える

業績上方修正した銘柄は14銘柄

2月24日から3月2日までに上方修正した銘柄は14銘柄がありました。その中から有望銘柄を考えます。

エイチ・アイ・エスは、外貨建資産・負債を最新の為替レートで評価した評価益を営業外利益に計上しました。
アドバンテストは、10月見通しに対して売上・利益を増額を発表して増配も同時に発表しました。
・サカタインクスは、保有株式の売却益を特別利益として計上しました。
・ライト工業は、地盤改良工事などの基礎土木の分野が強いですが、手元工事の増加と施工の順調な進捗により売上げが増加見通しとなり、売上高利益率の改善もあり利益見通しも増額となりました。
・京福電気鉄道は、燃料費の減少や予定されていた人員採用が遅れたことによる人件費が減少による利益見通しの変更となりました。
・日本金属は、みがき帯鋼部門の冷間圧延ステンレス鋼帯製品において、高収益製品のスポット受注があったこと、ステンレス鋼の主要原料であるニッケルの価格下落によるマージン率の低下
が当初見込みより低かったこと等に利益見通しの変更となりました。
・ミルボンは、決算日を12月20日から12月31日に変更することに伴い、今期が12ヶ月と11日の決算になる増加分の見通しプラスとなりました。
・ステラ ケミファは、主要原料の無水フッ酸につきまして、下落が進み原価負担が減少するとと
もに、電池部門においても力強い需要が継続し採算の改善が見られました。第4 四半期に関して
は、足元で無水フッ酸価格が急騰していることに加え、主要工場における製造設備の配置最適化
を目的に老朽設備の撤去や修繕を実施していることから減速感が強まっておりますが、諸要因の
影響を勘案した結果、利益面において前回発表予想を上回る見通しです。
・FJネクストは、ワンルームマンションの販売が計画を上回って推移したので見通し変更となりました。
・日本食品化工は、売上 高は飲料向け糖化製品の販売が順調推移していることから前回予想を上回ることを見込みとなりました。
・技研興業は、売上高は製品納入状況と工事進捗状況の精査により、利益は仕入れ原価の見直しと経営改善活動によりコスト低減により見通し変更となりました。
・エコナックホールディングスは、営業実績の結果の反映により見通し変更となりました。

有望銘柄

今後も需要が好調と思われるライト工業とステラ ケミファが有望かと思われます。


コード 市場 名称
9603 東証1部 (株)エイチ・アイ・エス
6857 東証1部 (株)アドバンテスト
4633 東証1部 サカタインクス(株)
1926 東証1部 ライト工業(株)
9049 東証2部 京福電気鉄道(株)
5491 東証1部 日本金属(株)
4919 東証1部 (株)ミルボン
4109 東証1部 ステラ ケミファ(株)
8935 東証1部 (株)FJネクスト
2892 東証2部 日本食品化工(株)
9764 東証2部 技研興業(株)
3521 東証1部 エコナックホールディングス(株)

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