2018年3月19日月曜日

2月の貿易統計から有望銘柄を考える 

3月19日に2018年2月貿易統計(速報)が発表されています。





2カ月ぶりの貿易黒字です。貿易収支の12ヶ月平均は下落です。教科書的には円安要因です。

輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は15ヶ月連続でプラスです。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均は横這いです。


有望銘柄を考えて見ます。


まず世界総額の輸出では、自動車・航空機類・金属加工機械が前月比で伸率が大きかったです。



地域別の輸出では、
米国向け輸出では自動車・鉱物性燃料・原動機伸率が大きかったです。

EU向け輸出では自動車・船舶・金属加工機械伸率が大きかったです。

アジア向け輸出では自動車伸率が大きかったです。

中国向け輸出では自動車・金属加工機械伸率が大きかったです。


世界総額の輸入では、衣類同付属類・液化天然ガス・石油製品の伸率が大きかったです。


地域別の輸入では、
米国向け輸入では原動機・原粗油・穀物類の伸率が大きかったです。
EU向け輸入では自動車・有機化合物・科学光学機器伸率が大きかったです。

アジア向け輸入では衣類同付属類・石油製品・非鉄金属鉱石の伸率が大きかったです。 


中国向け輸入では衣類付属品・電算機類・金属製品伸率が大きかったです。


2月の貿易統計より、有望銘柄はありません。

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