2018年11月30日金曜日
2018年11月19日月曜日
10月の貿易統計から有望銘柄を考える 原油高の影響が大きいです。
輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は23ヶ月連続でプラスでプラスを維持しました。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均は上昇しまいした。
有望銘柄を考えて見ます。
まず世界総額の輸出では、自動車・原動機・半導体製造装置が前月比で伸率が大きかったです。
地域別の輸出では、
米国向け輸出では自動車・原動機・航空機類の伸率が大きかったです。
米国向け輸出では自動車・原動機・航空機類の伸率が大きかったです。
EU向け輸出では建設用鉱山用機械・原動機・半導体製造装置の伸率が大きかったです。
アジア向け輸出では半導体等電子部品・自動車・鉱物性燃料の伸率が大きかったです。
中国向け輸出では自動車・有機化合物・原動機の部分品の伸率が大きかったです。
地域別の輸入では、
米国向け輸入では穀物類・液化石油ガス・原粗油の伸率が大きかったです。
EU向け輸入では航空機類・有機化合物・液化天然ガスの伸率が大きかったです。
アジア向け輸入では衣類同付属品・石油製品・半導体等電子部品の伸率が大きかったです。
中国向け輸入では衣類同付属品・通信機・金属製品の伸率が大きかったです。
10月の貿易統計より、有望銘柄はありません。
2018年11月12日月曜日
10月の企業物価指数から有望銘柄を考える
11月12日に2018年11月国内企業物価指数が発表となっております。
企業物価指数は景気を反映する
日本銀行が発表する国内企業物価指数とは、企業間で売買する物品の価格水準を数値化した
ものです。
一般的には消費者物価指数より卸売である企業物価指数の方が景気を反映させることが
早いと言われています。
輸出物価から輸入物価の差は長期の下落トレンド
日経平均株価との比較では国内物価指数が上昇している時の方が株価も高くなる傾向
があります。
特に輸出指数から輸入指数を引いた差が大きい時のほうが輸出企業の収益を引き上げ
平均株価の上昇します。
1988年から2014年まで輸出物価から輸入物価の差は長期の下落トレンドとなっておりました。
2014年からの反転が長期トレンドとしての転換として確認できれば
デフレ脱却宣言になるかと思います。
輸出企業にとって良い事業環境
年平均の物価指数を確認すると2017年は3年ぶりに前年よりプラスになり、
輸出指数から輸入指数を引いた差も2年連続でプラスでした。
輸出企業にとって良い事業環境になって来ているようです。
企業物価指数の上昇ピッチは低下中です。
消費者物価指数であるCPIとの比較ですと、CPIが上昇せずに国内企業物価指数だけが
上昇するときは企業がコストを価格に転化出来ずに収益が低下しますが、
2016年1月よりCPIの方が優位で推移していましたが、CPIに対して企業物価指数
有望銘柄
品目別では、国内物価指数・輸出物価指数がプラスで輸入物価がマイナスになれば
マージンが増えることになります。10月の企業物価指数から有望銘柄はありませんでした。
懐疑から楽観への期間を事前に覚えておく 米国中間選挙も終わり相場のテーマがなくなったので、好業績銘柄をじっくり選ぶのが賢明かと思います。
1.相場が動き始める、大事なのは何を見て判断しておくのか事前に決めておくこと。
FXなどでは、新規ポジション取る前に予めロスカットポイントを決めておくことが重要ですが、
これはいざ動いた時になってからの判断は遅れることが多く、
ロスカットが遅れ損失を大きくしてしまうからです。
理想的には相場がピークをつける前に売り逃げたいですが、
今回の相場の転換点を何を見て判断するのか事前に決めておきましょう。
2.現在の相場の位置は、懐疑ゾーンへ
「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」という
ジョン・テンプルトンの有名な相場格言です。
11月12日現在の相場がどの悲観・懐疑・楽観・幸福感のどの位置にあるかですが、
東京・名古屋の二市場の信用取引残高は前週末分が火曜日の夕方に発表となり、11月12日現在の相場がどの悲観・懐疑・楽観・幸福感のどの位置にあるかですが、
日本経済新聞の水曜日の朝刊で確認出来ます。
さらに松井証券は自社の顧客の信用取引残高を毎日公表しております。
さらに松井証券は自社の顧客の信用取引残高を毎日公表しております。
まさにビックデーターで毎日判断出来るので有効なデーター ですが
「松井証券 評価損益率」と検索するだけで見ることが可能です。
信用取引の売り残は、買い方と売り方の買い残・評価損益率を見ることにより判断できます。松井証券の2013年1月4日からのデーターを見ると評価損益率は買い方は-27.67%~9.49%で推移し、売り方は、1.84%~-25.92%で推移します。
信用取引の売り残は、買い方と売り方の買い残・評価損益率を見ることにより判断できます。松井証券の2013年1月4日からのデーターを見ると評価損益率は買い方は-27.67%~9.49%で推移し、売り方は、1.84%~-25.92%で推移します。
買い方が上昇すれば売り方が下落し、買い方が下落すれば売り方が上昇する逆相関の関係です。買い方のピークは、2013年5月14日で日銀の異次元緩和の後で、
9日後の5月23日には急落したバーナンキショックの少し前でした。
売り方のピークは、2016年2月12日で、中国の経済に対する懸念と原油価格の下落で
売り方のピークは、2016年2月12日で、中国の経済に対する懸念と原油価格の下落で
チャイルショックを呼ばれましたが、まだこの時の強烈な下げは記憶に新しいです。
過去データーから判断すると、11月9日の評価損益率の買い方の-11%台と売り方の-11%は中立です。
過去の例ですと
買い残のピークは2013年12月30日で第一次アベノミクス相場が終わりました。
売り残のピークは、2015年5月29日で、ITバブルの高値を抜けた相場はその後下落に転じて行きました。
この時は高原状態が何日が続いたあとの減少だったので判断しやすかったのではないでしょうか。
買い残のピークは相場のピークを付けた後におとづれる傾向があり、
買い残のピークは2013年12月30日で第一次アベノミクス相場が終わりました。
売り残のピークは、2015年5月29日で、ITバブルの高値を抜けた相場はその後下落に転じて行きました。
この時は高原状態が何日が続いたあとの減少だったので判断しやすかったのではないでしょうか。
買い残のピークは相場のピークを付けた後におとづれる傾向があり、
売り残のピークは相場のピークを付ける前におとづれる傾向があります。
買い残は相場のピークを付けた後にナンピンで買い下がってしまうの増え、
売り残は売り方が投げ始めると減少し、その時に相場がピークを付けるからです。
買い残は相場のピークを付けた後にナンピンで買い下がってしまうの増え、
売り残は売り方が投げ始めると減少し、その時に相場がピークを付けるからです。
4.懐疑から楽観への転換は、買い残の上昇で判断。
相場から売り逃げたいと考えるのであれば相場のピークの前で確認の取れる売り残の
推移を見ておくことが有効です。
売り残の13日前のとの差を横軸に、買い残の13日前のとの差を縦軸においてみると
反時計回りに推移します。11月9日現在の売り残はプラスに転換しました。
相場は悲観の領域で8日間で通過したあとに懐疑に入りました。
悲観の期間は、2017年 4月から5月で15営業日
2017年
9月から10月で31営業日
2018年 4月から5月で30営業日
2018年 7月から8月に20営業日
ということで、1ヶ月半ほど続くこともあるのを覚えておきたいです。5.買い残が増えてくるまで待ちます。
米国中間選挙も終わり相場のテーマがなくなったので、好業績銘柄をじっくり選ぶのが賢明かと思います。
2018年11月8日木曜日
10月の景気ウォッチャーから有望銘柄を考える
景気ウォッチャー調査(2018年10月)が11月8日に発表となっておりますので、
その中から有望銘柄を考えます。
2ヶ月連続の上昇
「緩やかな回復基調が 続いている。先行きについては、コストの上昇、通商問題の動向等に対する懸念 もある一方、年末商戦等への期待がみられる。」とまとめられていますが、有望な業種はやはり雇用関連
内容を確認すると、現状の最も良い数字は住宅関連で、
反対に一番悪い数字は家計動向の中の小売関連でした。
先行きについては、最も良い数字は雇用関連で、
反対に一番悪い数字は非製造業でした。
地域別では沖縄
地域別で見ると現状は最も良い数字は中国で、反対に一番悪い数字は北海道でした。
先行き判断DIは最も良い数字は東京で、一番悪い数字は北関東でした。
・北関東のコンビニ
・中国の乗用車販売店
・中国の観光型ホテル
・沖縄の建築業
が◎(良)でした。
景気判断理由の概要では
・南関東の量販店・北関東のコンビニ
・中国の乗用車販売店
・中国の観光型ホテル
・沖縄の建築業
が◎(良)でした。
景気判断理由の概要では
反対に×(:悪)は・甲信越のスーパー
・北海道のタクシー運転手
・北海道の住宅販売会社
・近畿の家電量販店
・九州の一般小売店[鮮魚]
ありませんでした。
9月の機械受注から有望銘柄を考える
事前予想より低い前月比-1.9%
11月8日に2018年9月の機械受注統計が発表となっています。
民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の前月比が、
民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の前月比が、
ここだけが強調されて報道されるので、全体の金額だけでは見えてこないので
機種別に内容を確認して有望銘柄を考えて見ます。
機械受注統計とは、
機種別の中分類では原子力原動機・火水力原動機・内燃機関・ 発電機・その他重電機・
電子計算機等・通信機・電子応用装置・電気計測器・風水力機械・
運搬機械・産業用 ロボット・金属加工機械・化学機械・冷凍機械・合成樹脂加工機械・
繊維機械・ 建設機械・鉱山機械・農林用機械・その他の21に分類されます。
有望カテゴリーは4カテゴリー
7月・8月・9月の3ヶ月間で、受注・販売・受注残が全て前年同月比プラスの項目は2018年11月6日火曜日
9月の家計調査から有望銘柄を考える
9月の家計調査が11月6日に公表されています。
家計調査の内容から有望銘柄を考えます。
日本の家計調査は長期下落トレンド
日本の家計消費は、勤労者世帯の比率の減少もあり長期下落トレンドです。
12月平均は4ヶ月連続上昇
消費水準指数では交通・通信が弱い
有望銘柄
2018年11月5日月曜日
経済統計から11月のFXで狙う通貨を考える
ドルインデックスの10月末は9月末と比較して上昇して97レベルです。
IMMの投機ポジションはドルインデックスは買いポジションが増えました。円のポジションは円売りポジションが減少しました。
投機筋は10月はドルを買いました。
円・ドル・ユーロ・ポンド・豪ドルの中から、ここから狙える通貨をを考えます。
まずファンダメンタルズですが為替に影響に与える要因が一般的に5つあります。
景気・金利・貿易収支・戦争テロ・インフレの5つです。
10月5日から11月5日までの経済指標をチェックして見ました。
1つ目は、景気でGDP成長率がプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:〇、ドル:×、ユーロ:×、ポンド:〇、豪ドル:〇 となります。
2つ目は、10年金利から物価上昇を示すCPIを引いた実質金利のアメリカの実質金利との
差である実質金利のプラス縮小を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:〇、ドル:ー、ユーロ:〇、ポンド:〇、豪ドル:〇 となります。
3つ目は、貿易収支でプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:〇、ドル:×、ユーロ:×、ポンド:〇、豪ドル:〇 となります。
4つ目は、戦争ですが良化を○、変化なし△、悪化×とすると、
円:△、ドル:△、ユーロ:△、ポンド:△、豪ドル:△ となります。
5つ目は、インフレでCPIの前年同月比でプラス基調を○、横這い△、
マイナス基調を×とすると、
円:×、ドル:×、ユーロ:×、ポンド:〇、豪ドル:× となります。
IMM投機ポジションでは全体的にドル買いポジションが増加しました。
買いポジションのプラスを○、変化なし△、マイナスが×とすると、
円:×、ドル:〇、ユーロ:×、ポンド:×、豪ドル:× となります。
以上を総合すると〇の数は、円が3つ、ドルが1つ、ユーロが2つ、ポンドが4つ、
豪ドルが4つです。
×の数は、円が2つ、ドルが3つ、ユーロが3つ、ポンドが1つ、豪ドルが1つです。
総合判断としては〇が4つの豪ドルを買い、×が3つのユーロを売る豪ドル買いユーロ売り
がここから狙えるポジションかと思います。
ボラティリティが上昇に備えてロスカットを入れながら取引するのがいいかと思います。
円・ドル・ユーロ・ポンド・豪ドルの中から、ここから狙える通貨をを考えます。
まずファンダメンタルズですが為替に影響に与える要因が一般的に5つあります。
景気・金利・貿易収支・戦争テロ・インフレの5つです。
10月5日から11月5日までの経済指標をチェックして見ました。
1つ目は、景気でGDP成長率がプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:〇、ドル:×、ユーロ:×、ポンド:〇、豪ドル:〇 となります。
2つ目は、10年金利から物価上昇を示すCPIを引いた実質金利のアメリカの実質金利との
差である実質金利のプラス縮小を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:〇、ドル:ー、ユーロ:〇、ポンド:〇、豪ドル:〇 となります。
3つ目は、貿易収支でプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:〇、ドル:×、ユーロ:×、ポンド:〇、豪ドル:〇 となります。
4つ目は、戦争ですが良化を○、変化なし△、悪化×とすると、
円:△、ドル:△、ユーロ:△、ポンド:△、豪ドル:△ となります。
5つ目は、インフレでCPIの前年同月比でプラス基調を○、横這い△、
マイナス基調を×とすると、
円:×、ドル:×、ユーロ:×、ポンド:〇、豪ドル:× となります。
IMM投機ポジションでは全体的にドル買いポジションが増加しました。
買いポジションのプラスを○、変化なし△、マイナスが×とすると、
円:×、ドル:〇、ユーロ:×、ポンド:×、豪ドル:× となります。
以上を総合すると〇の数は、円が3つ、ドルが1つ、ユーロが2つ、ポンドが4つ、
豪ドルが4つです。
×の数は、円が2つ、ドルが3つ、ユーロが3つ、ポンドが1つ、豪ドルが1つです。
総合判断としては〇が4つの豪ドルを買い、×が3つのユーロを売る豪ドル買いユーロ売り
がここから狙えるポジションかと思います。
ボラティリティが上昇に備えてロスカットを入れながら取引するのがいいかと思います。
2018年11月1日木曜日
金と白金(2018年10月) 10月は株が波乱でした。商品相場は原油と金利が月末に向かって下がって来ています。 今後も価格動向に注意が必要です。
=== 白金が下落 ===
これは白金の年間の生産量は金のそれに比べれば12分の1の量といわれ稀少価値
があるからとされています。
金は、最近あまり聞かなくなりましたが代替通貨、安全資産、
ラストリゾートなどと言われ信用が失われると価格が上昇します。
一方、白金は工業用の用途が多く世界経 済の減速のあおりを受け、
需要減少→価格下落となります。
結果として金と白金の価格差が大きくなると株価は上昇し、
小さくなると株価は下落するようです。
=== 2018年8月の金と白金の価格動向 ===
2017年9月の金と白金の価格差は、2015年1月より43ヶ月連続で白金の価格が
金の価格を下回っていますが、マイナス幅が最大圏です。
金と白金の価格差と株価の比較グラフを確認すると白金が金に対して価格が
優位にある時に株価も堅調であることが分かります。
金の価格の方が強いです。白金の自動車の触媒が最大需要ですが、
ディーゼルエンジンが少なくなり電気自動車に切り替わるニュースばかりです。
=== CFTC建玉明細動向 ===
金と白金の値幅を見るには、NY金 CFTC建玉明細とNY白金CFTC建玉明細を
確認してておく必要があります。
金と白金が共に売り越しから買い越しに展開しています。 白金の方が若干先行しています。
金の価格については、原油と順相関で、ドルと逆相関であることもよく知られていますが、NY原油 CFTC建玉明細の大口投機玉は減少しています。
10月は株が波乱でした。商品相場は原油と金利が月末に向かって下がって来ています。 今後も価格動向に注意が必要です。
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