2018年11月19日月曜日

10月の貿易統計から有望銘柄を考える 原油高の影響が大きいです。



11月19日に2018年10月貿易統計(速報)が発表されています。






  



2カ月ぶりの貿易赤字です。貿易収支の12ヶ月平均は減少しました。教科書的には円安要因です。

輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は23ヶ月連続でプラスでプラスを維持しました。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均は上昇しまいした。

有望銘柄を考えて見ます。


まず世界総額の輸出では、自動車・原動機・半導体製造装置が前月比で伸率が大きかったです。



地域別の輸出では、
米国向け輸出では自動車・原動機・航空機類伸率が大きかったです。

EU向け輸出では建設用鉱山用機械・原動機・半導体製造装置伸率が大きかったです。

アジア向け輸出では半導体等電子部品・自動車・鉱物性燃料伸率が大きかったです。

中国向け輸出では自動車・有機化合物・原動機の部分品伸率が大きかったです。


世界総額の輸入では、原粗油・液化天然ガス・衣類同付属品の伸率が大きかったです。


地域別の輸入では、
米国向け輸入では穀物類・液化石油ガス・原粗油伸率が大きかったです。
EU向け輸入では航空機類・有機化合物・液化天然ガスの伸率が大きかったです。

アジア向け輸入では衣類同付属品・石油製品・半導体等電子部品伸率が大きかったです。 


中国向け輸入では衣類同付属品・通信機・金属製品伸率が大きかったです。


10月の貿易統計より、有望銘柄はありません。

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