2018年の貿易額は通年では3年連続の増加ですが年末に向かって下がって来ました。
2019年2月は4カ月ぶりの貿易黒字です。貿易収支の12ヶ月平均は上昇です。教科書的には円高要因です。
輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は3ヶ月連続で減少です。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均はまだ上昇しています。
有望銘柄を考えて見ます。
まず世界総額の輸出では、船舶が伸率が大きかったです。
地域別の輸出では、
米国向け輸出では半導体等製造装置・原動機・航空機類の伸率が大きかったです。
EU向け輸出では自動車・船舶・半導体等製造装置の伸率が大きかったです。
アジア向け輸出では鉄鋼・半導体等電子部品・科学光学機器の伸率が大きかったです。
中国向け輸出では半導体等製造装置・自動車・プラスチックの伸率が大きかったです。
世界総額の輸入では、伸率が大きかったものはありません。
地域別の輸入では、
米国向け輸入では原粗油・液化石油ガス・音響映像機器の伸率が大きかったです。
EU向け輸入では自動車・有機化合物・肉類の伸率が大きかったです。
アジア向け輸入では伸率が大きかったものはありません。
中国向け輸入では伸率が大きかったものはありません。
輸出・輸入金額の前年同月差が3ヶ月連続でマイナスですが、マイナス幅が小さくなりました。
2月の貿易統計より、有望銘柄はありません。
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