10月31日に鉱工業指数の2017年9月の速報の発表がりました。
鉱工業指数参考の図表の中にある鉱工業の在庫循環図を確認すると、
在庫の前年同期比はマイナスで、生産の前年同期比がプラスになっています。
在庫積み増し局面で在庫プラスになかなか近づかないで足踏みです。
在庫積み増し局面の滞留期間
前回意図せざる在庫減局面から在庫積み増し局面に移行したのは、
平成25年の第4四半期で平成26年第2四半期には在庫つみ上がり局面に移行しました。
日経平均株価は、16000円から9か月ほど調整局面になっており、
俗にいう黒田バズーカの第2弾相場までの待ち時間でした。
次の四半期には在庫積み上がり局面に移行しているかも知れません。
有望品目は27品目
ここからの有望銘柄についても鉱工業指数から検証します。生産がプラス基調で、
出荷から在庫を引いた差もプラスス基調である品名を取り扱っている企業が有望です。
6か月連続で、生産がプラス基調で、出荷から在庫を引いた差もプラス基調である品名を探してみると、
27品目が確認出来ました。
【27品目】
特殊鋼熱間圧延鋼材 |
特殊鋼冷間仕上鋼材 |
鋳鋼品 |
機器用絶縁電線(輸送機器用を除く) |
はん用内燃機関 |
油圧ポンプ |
油圧モータ |
油圧シリンダ |
油圧バルブ |
自動調整弁 |
ショベル系掘削機械 |
数値制御ロボット |
マシニングセンタ |
超硬工具(エンドミル) |
射出成形機 |
抵抗器 |
通信・電子装置用スイッチ |
アクティブ型液晶素子(大型) |
整流素子 |
モス型半導体集積回路(メモリ) |
サーボモータ |
電力変換装置 |
医用X線装置 |
基地局通信装置 |
軽乗用車 |
乳液 |
電池式時計ムーブメント |
有望銘柄
9月の鉱工業生産指数から有望銘柄はありません。
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