10月6日に景気動向指数(平成29年8月速報)が発表となっております。
一致指数の基調判断は、「改善」となっており景気拡張の可能性が高いことが示されています。。
景気動向指数には、先行・一致・遅行の3つの指数があります。
8月速報では、先行(105.0→106.8)・一致(115.6→117.6)・遅行(115.8→116.5)
と3つの指標の合計は上昇しました。3指数の合計は340.9となり2ヶ月ぶりの上昇です。
北朝鮮情勢や衆議院選挙など不透明感が強いですが、2015年7月の高値を超える可能性も
あると思います。
先行指数
先行指数ですが、新規求人数(除学卒)・日経商品指数(42種総合)・中小企業売上げ見通しDI
がプラス寄与でした。
反対に先行指数の中で、最終需要財在庫率指数・鉱工業用生産財在庫率指数・新設住宅着工床面積
消費者態度指数・東証株価指数がマイナス寄与でした。
一致指数
一致指数ですが、生産指数(鉱工業)・鉱工業用生産財出荷指数・耐久消費財出荷指数・
投資財出荷指数(除輸送機械)・商業販売額(卸売業)(前年同月比)がプラス寄与でした。
反対に先行指数の中で、商業販売額(小売業)(前年同月比)がマイナス寄与でした。
遅行指数
遅行指数ですが、消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)(前年同月比)・最終需要財在庫指数
がプラス寄与でした。
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