2018年8月16日木曜日

7月の貿易統計から有望銘柄を考える 貿易戦争の影響はまだ出ていないようです。



8月16日に2018年7月貿易統計(速報)が発表されています。












2カ月ぶりの貿易赤字です。貿易収支の12ヶ月平均は下落しました。教科書的には円安要因です。

輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は5ヶ月連続でプラスです。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均は上昇しまいした。

有望銘柄を考えて見ます。


まず世界総額の輸出では、鉱物性燃料・鉄鋼・半導体等電子部品が前月比で伸率が大きかったです。



地域別の輸出では、
米国向け輸出では自動車半導体用製造装置・自動車の部分品伸率が大きかったです。

EU向け輸出では医薬品・鉱物性燃料・建設用鉱山用機械伸率が大きかったです。

アジア向け輸出では半導体用製造装置・半導体等電子部品・鉄鋼伸率が大きかったです。

中国向け輸出では半導体製造装置・自動車・半導体等電子部品伸率が大きかったです。


世界総額の輸入では、原粗油・医薬品・石油製品の伸率が大きかったです。


地域別の輸入では、
米国向け輸入では現粗油・原動機・液化石油ガス伸率が大きかったです。
EU向け輸入では医薬品・自動車・航空機類の伸率が大きかったです。

アジア向け輸入では衣類同付属品・石油製品・通信機伸率が大きかったです。 


中国向け輸入では通信機衣類同付属品・半導体等電子部品伸率が大きかったです。


7月の貿易統計より、有望銘柄はありません。

0 件のコメント:

コメントを投稿