仮面サラリーマンの経済統計分析から有望銘柄を考える
サラリーマンを続けながら自らの資産運用のプライベートカンパニーを経営している仮面サラリーマンが経済や経済統計を分析して有望銘柄を考えるブログです。
2020年2月28日金曜日
日経平均・JPX中小型指数・マザース指数の比較から3月の相場を考える マザースより日経平均・JPX中小型のパォーマンスが悪かったので、下げ止まりがあるかも知れません。
日経平均・JPX中小型指数・マザース指数の関係
新興株指数が日経平均株価を先導して変動することはよく知られています。
JPX中小型指数は、2017年3月13日から公表されている指数ですが、
2007年7月まで遡って計算がされています。
JPX中小型指数とマザース指数では、マザース指数が好調な時に日経平均も
好調になりことが分かります。
3月の相場展望
2020年2月は、マザースより日経平均・JPX中小型のパォーマンスが悪かったので、下げ止まりがあるかも知れません。
1月の鉱工業指数から有望銘柄を考える
2
月28日に鉱
工業指数の2020年1月の速報の発表がりました。
経済産業省の鉱工業指数のページ
鉱工業指数と株価との関係
鉱工業指数の生産と、出荷から在庫の差は株価と同調します。
在庫積み増し局面へ戻る
鉱工業指数参考の図表の中にある鉱工業の在庫循環図を確認すると、
在庫の前年同期比はプラスで、生産の前年同期比がマイナスになりました。
在庫積み上がりへ逆回転しています。
有望品目は4品目
ここからの有望銘柄についても鉱工業指数から検証します。生産がプラス基調で、
出荷から在庫を引いた差もプラス基調である品名を取り扱っている企業が有望です。
2か月連続で、生産がプラス基調で、出荷から在庫を引いた差もプラス基調である品名を探してみると、これから業績の上方修正が期待出来そうな品目は4品目でした。
一般用バルブ・コック
医用電子応用測定器
電気測定器(除.半導体・IC測定器)
時計
有望銘柄
1月の鉱工業生産指数からは、有望銘柄はありませ
ん。
2020年2月19日水曜日
1月の貿易統計から有望銘柄を考える 輸出が減少しています。
2月19日に
2020年1月貿易統計
(速報)が発表されています。
2019
年の貿易額は通年では2年ぶりに下落しました。
2020
年1
月は3
カ月連続の貿易赤字で
す。貿易収支の
12
ヶ月平均
は横ばいで
す。為替は持ち合いになります。
輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の
12
ヶ月平均も横這いなっており、
数量指数の
(
輸出
-
輸入
)
の
12
ヶ月平均
は下落してきました。
有望銘柄を考えて見ます。
まず世界総額の輸出では、船舶の
伸
率が大きかっ
たです。
世界総額の輸入では、原粗油の伸率が大きかったです。
輸出・輸入金額の前年同月差が3
ヶ月連続で
マイナス幅が小さくなりました。
1月の貿易統計より、有望銘柄はありません。
12月の機械受注から有望銘柄を考える 新型コロナウィルスの影響前でも下がりました。
事前予想より低い前月比-1.9%
2月19日に
2019年12月の機械受注統計
が発表となっています。
民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の前月比が、
事前予想より高い
-12.5%
となりました。
ここだけが強調されて報道されるので、全体の金額だけでは見えてこないので
機種別に内容を確認して
有望銘柄を考えて見ます。
機械受注統計とは、
機種別の中分類では原子力原動機・火水力原動機・内燃機関・
発電機・その他重電機・
電子計算機等・通信機・
電子応用装置・電気計測器・
風水力機械・
運搬機械・産業用 ロボット・金属加工機械・
化学機械・冷凍機械・合成樹脂加工機械・
繊維機械・
建設機械・鉱山機械・農林用機械・その他の21に分類されます。
有望カテゴリーは4カテゴリー
10
月・11月・12月の3ヶ月間で、受注・販売・受注残が全て前年同月比プラスの項目は
ありませんでした。
有望銘柄
12月の機械受注の結果からの有望銘柄はありません。
2020年2月13日木曜日
1月の企業物価指数から有望銘柄を考える
2月13日に
2020年1月国内企業物価指数
が発表となっております。
企業物価指数は景気を反映する
日本銀行が発表する国内企業物価指数とは、企業間で売買する物品の価格水準を数値化した
ものです。
一般的には消費者物価指数より卸売である企業物価指数の方が景気を反映させることが
早いと言われています。
輸出物価から輸入物価の差は長期の下落トレンド
日経平均株価との比較では国内物価指数が上昇している時の方が株価も高くなる傾向
があります。
特に輸出指数から輸入指数を引いた差が大きい時のほうが輸出企業の収益を引き上げ
平均株価の上昇します。
1988年から2014年まで輸出物価から輸入物価の差は長期の下落トレンドとなっておりました。
2019年は2年連続小幅マイナスとなりました。
トレンドのない状況です。
年平均の物価指数を確認すると2018年は2年ぶりに前年よりマイナスになりました。
輸出指数から輸入指数を引いた差もマイナスでした。
す。指数からするとトレンドのない状況です。
CPIも企業物価指数もトレンドレス
消費者物価指数であるCPIとの比較ですと、CPIが上昇せずに国内企業物価指数だけが
上昇するときは企業がコストを価格に転化出来ずに収益が低下します。CPIも企業物価指数も反転して来ました。
有望銘柄
品目別では、国内物価指数・輸出物価指数がプラスで輸入物価がマイナスになれば
マージンが増えることになります。1月の企業物価指数から有望銘柄はありませんでした。
2020年2月7日金曜日
12月の景気動向指数から有望銘柄を考える 基調判断は、「悪化」のまま
2
月7
日に
景気動向指数(令和元年12月速報)
が発表となっておりま
す。
一致指数の基調判断は、「悪化」を示しています。
景気動向指数には、先行・一致・遅行の3つの指数があります。11
月速報では、先行(90.9→91.6)・一致(95.1
→94.7)・遅行(104.2
→106.9)
と3つの指標の合計は上昇しました。
最もプラス寄与度が大きかったのは最終需要財在庫指数 でした。
有望銘柄
12月の景気動向指数から個別の有望銘柄はありません。
12月の家計調査から有望銘柄を考える 消費税増税の駆け込みがあったようです
12月の
家計調査
が2月7日に公表されています。
家計調査の内容から有望銘柄を考えます。
日本の家計調査は長期下落トレンド
日本の家計消費は、長期下落トレンドです。
年ベースでは2011年がここ最近のボトムとなっています。世帯主が60歳以上に勤労者世帯は増加しています。食料費の占める比率の増加が気になります。
1
2月平均は3ヶ月連続下落
月度で見ると12ヶ月平均は3ヶ月連続で下落です。最近では2012年を底として2014年の消費税の5%→8%の増税までが増加でした。
消費水準指数は消費税増娃税の影響が出ています
2015年を100とした消費水準指数では10月の消費税増税の影響が出ています
有望銘柄
12月からの家計調査から有望銘柄はありません。
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