毎月第一営業日に東証は業種別時価総額を公開しています。
東証の時価総額は、2011年にボトムを付けたあとは回復基調にありますが2016年末の580兆円は2015年末の590兆円より下がっておりましたが、2017年5月末で601兆円になっております。
社数は、2011年末の2279社に対して、2017年5月末で3550社です。
企業の業績は、法人企業統計平成29年1~3月期を確認すると、金融業・保険業を除く全産業の計上利益の増加率は、平成29年1~3月で、プラス26.6%です。
全産業の時価総額の3月末から5月末の比較では、プラス4%です。
経常利益の増加率を横軸に、業種別の時価総額を縦軸にして分布させると、全産業より割安な業種は、電気機器・金属製品・卸売業・輸送機械・鉄鋼の5業種でした。
反対に割高な電気ガス・建設業・食料品・不動産・情報通信・サービス・小売・化学の8業種でした。
6月20日には全体相場は年初来高値を更新していますが、過熱感を示す指標もあるので割高な業種をさけて割安な業種の研究をしておきたいものです。
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