2017年9月4日月曜日

8月末業種別時価総額と法人企業統計経常利益率から割安業種を検証する 8月末時価総額では割安業種は5つに増えました。

毎月第一営業日に東証は業種別時価総額を公開しています。

東証の時価総額は、2011年にボトムを付けたあとは回復基調にありますが


2016年末の580兆円は2015年末の590兆円より下がっておりましたが、
2017年8月末で620兆円になっております。
社数は、2011年末の2279社に対して、2017年8月末で3555社です。






企業の業績は、法人企業統計平成29年4~6月期を確認すると、
金融業・保険業を除く全産業の経常利益の増加率は、
平成29年4~6月で、プラス22.6%で1~3月の26.6%より減速しました。
全産業の時価総額の6月末から8月末の比較では、プラス1%です。

経常利益の増加率を横軸に、業種別の時価総額を縦軸にして分布させると、
全産業より割安な業種は、食料品・鉄鋼・金属製品・小売業・輸送機械の5業種で7月末より増えました。





反対に割高なのは7業種でした。

8月は全体相場は冴えなかったですが、金属製品関連を調べたいです。


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