2018年4月18日水曜日

3月の貿易統計から有望銘柄を考える 

4月18日に2018年3月貿易統計(速報)が発表されています。






2カ月連続の貿易黒字です。貿易収支の12ヶ月平均は上昇です。教科書的には円高要員です。

輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は15ヶ月連続でプラスです。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均は横這いです。


有望銘柄を考えて見ます。


まず世界総額の輸出では、自動車・半導体製造装置・金属加工機械が前月比で伸率が大きかったです。



地域別の輸出では、
米国向け輸出では自動車・半導体製造装置・原動機伸率が大きかったです。

EU向け輸出では建設用鉱山用機械・金属加工機械・自動車の部分品伸率が大きかったです。

アジア向け輸出では半導体製造装置・金属加工機械・原動機伸率が大きかったです。

中国向け輸出では半導体製造装置・金属加工機械・非鉄金属伸率が大きかったです。


世界総額の輸入では、石油製品・液化天然ガス・自動車の伸率が大きかったです。


地域別の輸入では、
米国向け輸入では自動車・航空機類・電気計画機器の伸率が大きかったです。
EU向け輸入では自動車・原動機・医薬品伸率が大きかったです。

アジア向け輸入では石油製品の伸率が大きかったです。 





3月の貿易統計より、有望銘柄はありません。

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