2018年10月18日木曜日

9月の貿易統計から有望銘柄を考える 輸出と輸入の合計は伸び率からするとマイナスに転じる可能性大です



10月18日に2018年9月貿易統計(速報)が発表されています。






3カ月ぶりの貿易黒字です。貿易収支の12ヶ月平均は上昇しました。教科書的には円高要因です。

輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は22ヶ月連続でプラスですが伸び率からするとマイナスに転じる可能性大です。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均は上昇しまいした。

有望銘柄を考えて見ます。


まず世界総額の輸出では、鉱物性燃料・半導体製造装置が前月比で伸率が大きかったです。



地域別の輸出では、
米国向け輸出では原動機・音響映像装置・二輪自動車伸率が大きかったです。

EU向け輸出では有機化合物・原動機・電池伸率が大きかったです。

アジア向け輸出では半導体用製造装置・鉱物性燃料・自動車部分品伸率が大きかったです。

中国向け輸出では半導体製造装置・自動車の部分品伸率が大きかったです。


世界総額の輸入では、原粗油・液化天然ガス・石油製品の伸率が大きかったです。


地域別の輸入では、
米国向け輸入では原粗油・液化石油ガス・石油製品伸率が大きかったです。
EU向け輸入では有機化合物・自動車・航空機類の伸率が大きかったです。

アジア向け輸入では石油製品・通信機・非鉄金属鉱伸率が大きかったです。 


中国向け輸入では通信機・金属製品・衣類同付属品伸率が大きかったです。


9月の貿易統計より、有望銘柄はありません。

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