2017年1月5日木曜日

11月の貿易統計から有望銘柄を考える

12月19日に11月分貿易統計(速報)が発表されています。
2016年11月貿易統計

3カ月連続の貿易黒字です。貿易収支の12ヶ月平均はプラス傾向が続いています。教科書的には円高要因ではあります。

輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は14ヶ月連続マイナスですがマイナス幅が縮まって来ました。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月は横這いですので為替の円安が寄与して来ています。

輸出も輸入も数量が上昇しているので経済活動が活発になる兆しが現れて来ているので、有望銘柄を考えて見ます。

まず世界総額の輸出では、自動車の部分品・原動機が前月比で伸率が大きかったです。

地域別では、
米国向け輸出では自動車・電池が伸率が大きかったです。
EU向け輸出では船舶は伸率が大きかったです。
アジア向け輸出では半導体等電子部品・自動車の部分品・電気回路等の機器が伸率が大きかったです。 
中国向けでは自動車の部分品・原動機 ・電気回路等の機器伸率が大きかったです。

以上の結果より自動車の部分品に注目すると、北米に拠点を持ち、中国で好調な日産向けの売り上げが4割であるユニバンス(7254)が有望であると考えます。会社は構造改革中ですが、為替の円安もあり第3四半期決算発表では上方修正が期待出来ます。

●ユニバンス(7254)の主要取引先(会社HPより引用)
日産自動車(株)、ジヤトコ(株)、スズキ(株)、Ford Motor Company、CNH Industrial 、本田技研工業(株)、ユニキャリア(株)、いすゞ自動車(株)、UDトラックス(株)、ユニプレス(株)、KYB(株)、Buhler Versatile Inc.、富士重工業(株)、三菱自動車工業(株)、PT.AKASHI WAHANA INDONESIA、愛知機械工業(株)、マツダ(株)、アイシン・エィ・ダブリュ(株)、日立オートモティブシステムズ(株)、(株)ユタカ技研、ダイハツ工業(株)、GKNドライブラインジャパン(株)

0 件のコメント:

コメントを投稿