2017年5月26日金曜日

4月の貿易統計より有望銘柄を考える

5月22日に2017年4月貿易統計(速報)が発表されています。

























2カ月連続の貿易黒字です。貿易収支の12ヶ月平均はプラス傾向が続いています。教科書的には円高要因
ではあります。

輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は
4ヶ月連続でプラスです。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均は上昇しました。

輸出も輸入も数量が下落していますが有望銘柄を考えて見ます。

まず世界総額の輸出では、半導体製造装置・鉄鋼・原動機が前月比で伸率が大きかったです。

地域別の輸出では、
米国向け輸出では自動車・原動機・自動車の部分品伸率が大きかったです。
EU向け輸出では原動機・二輪自動車・半導体等電子部品の伸率が大きかったです。
アジア向け輸出では半導体製造装置・半導体等電子部品・鉄鋼伸率が大きかったです。 
中国向け輸出では科学光学機器・自動車の部分品・鉄鋼の機器伸率が大きかったです。

世界総額の輸入では、原粗油・石炭・通信機が前月比で伸率が大きかったです。

地域別の輸入では、
米国向け輸入では液化石油ガス・穀物・石炭の伸率が大きかったです。
EU向け輸入では医薬品・航空機類・自動車伸率が大きかったです。
アジア向け輸入では通信機・液化天然ガス・鉄鋼の伸率が大きかったです。 
中国向け輸入では通信機・音響映像機器(含む部品)・科学光学機器伸率が大きかったです。

以上の結果より、半導体製造装置の関連の銘柄として、ディスコ(6146)が有望と考えます。

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