2017年2月27日月曜日

直近上方修正銘柄(2/24)から有望銘柄を考える

業績上方修正した銘柄は11銘柄

2月17日から2月23日までに上方修正した銘柄は11銘柄がありました。その中から有望銘柄を考えます。

・ブリヂストンは、中期経営計画に沿った施策の実行により、29年度見通しは増収増益です。

・横浜ゴムは、29年度見通しは増収増益の内容です。為替の前提条件は、1ドル=110円、1ユーロ=118円です。

・四国電力は、前回公表時より石炭・原油の価格が上昇して為替も円安になりましたが、他の電力会社への電力の融通の増加などにより増収増益の修正を実施しました。

・トピー工業は、千葉県市川市の土地建物を一般企業に売却の特別利益の発表と共に、連結の売上と営業利益・経常利益を下方修正を掛ける発表をしました。営業利益の下方修正の理由は、鉄スクラップの価格の高騰が第3四半期の途中からあり、第4四半期も高止まりしているからとのことです。

・内田洋行は、首都圏での大企業向けオフィス移転案件等に付加価値の高い案件と小中高校向け教育ICT分野での利益率の高い大型案件獲得の効果が上方修正の理由となっています。

・MORESCOは、原油価格の低下に伴う潤滑油の原材料価格の低下による収益改善を上方修正の理由としています。

・日本金銭機械は、決算期末の想定為替レートを1ドル=103円から112円の変更を行い、外貨建資産の為替時価換算額が変動したこを上方修正の理由としております。

・ハマイは、バルブの主原料である黄銅材が低価格で推移して原価率が低下したことを上方修正の理由としております。

・清和中央ホールディングスは、一般鋼材の卸売が主な事業ですが鋼材価格の上昇が業績に寄与したようです。

・ピーエイは、無料の求人誌や人材派遣を事業としていますが、繰延税金試算の計上により当期純利益の上方修正となりました。

・ジェイホールディングスは、新たに参入した不動産事業の寄与などによる29年度見通しを発表しました。

今週は有望銘柄なし

今週の上方修正銘柄の中で有望と考えられる銘柄がありませんでした。

5108 東証1部 (株)ブリヂストン
5101 東証1部 横浜ゴム(株)
9507 東証1部 四国電力(株)
7231 東証1部 トピー工業(株)
8057 東証1部 (株)内田洋行
5018 東証1部 (株)MORESCO
6418 東証1部 日本金銭機械(株)
6497 東証JQS (株)ハマイ
7531 東証JQS 清和中央ホールディングス(株)
4766 東証2部 (株)ピーエイ
2721 東証JQS (株)ジェイホールディングス

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