1月20日にドランプ大統領就任し、世界はドル高トレンドが一服しています。ドルインデックスは1月は12月末と比較して2.50%超えて下落して100レベルです。
トランプ大統領の大統領令の連発でボラティリティが上昇する懸念があります。
IMMの投機ポジションもドル買いポジションが2割弱減りました。円のポジションは円売りポジションがピークをつけて減少に転じています。
円・ドル・ユーロ・ポンド・豪ドルの中から、ここから狙える通貨をを考えます。
まずファンダメンタルズですが為替に影響に与える要因が一般的に5つあります。
景気・金利・貿易収支・戦争テロ・インフレの5つです。
12月27日から1月24日までの経済指標をチェックして見ました。
1つ目は、景気でGDP成長率がプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:△、ドル:×、ユーロ:○、ポンド:△、豪ドル:× となります。
2つ目は、長期金利で10年金利のプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、円:○、ドル:〇、ユーロ:〇、ポンド:〇、豪ドル:○ となります。5通貨とも長期金利が上昇しました。
3つ目は、貿易収支でプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:〇、ドル:×、ユーロ:〇、ポンド:×、豪ドル:〇 となります。
4つ目は、戦争ですが良化を○、変化なし△、悪化×とすると、
円:△、ドル:△、ユーロ:△、ポンド:△、豪ドル:△ となります。
5つ目は、インフレでCPIの前年同月比でプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:×、ドル:〇、ユーロ:〇、ポンド:○、豪ドル:○ となります。世界は長期金利と共に物価も上昇基調になって来ているようです。
IMM投機ポジションでは全体的にドル買いポジションが縮小中です。
買いポジションのプラスを○、変化なし△、マイナスが×とすると、
円:〇、ドル:×、ユーロ:○、ポンド:×、豪ドル:〇 となります。
以上を総合すると○の数は、円が3つ、ドルが2つ、ユーロが5つ、ポンドが2つ、豪ドルが4つです。
×の数は、円が3つ、ユーロが2つ、ポンドが1つ、豪ドルが3つです。
総合判断としては○が5つのユーロを買い、×が3つのドルを売るユーロ買いドル売りがここから狙えるクロスのポジションかと思います。○が4つの豪ドルを買い、×が3つのドルを売る豪ドル買いドル売りもスワップも稼げるのでいいかと思います。
ボラティリティが上昇しそうなのでロスカットを入れながら取引するのがいいかと思います。
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