2017年2月1日水曜日

2017年度の広告費予測から有望銘柄を考える





2017年予測は前年比2.2%増

日経広告研究所は2017年広告費予測で2017年度(17年4月から18年3月)の国内企業の広告費が16年度比で2.2%増になるとの予測をまとめた。


前年比3.0%以上が望ましい

広告費の動向は、景気のバロメーターということで株価ともGDP成長率ともリンクします。2016年度が2.0%増でしたので微増となります。過去の記録を参照すると、リーマンショックの2008年・2009年に大きくマイナスとなり、2010年で戻しましたが2011年の東日本大震災で下がってしまったことが分かります。

前年度比で3%プラスであれば、株価もGDP成長率もプラスになりますが、このままの予測のままですと株価もGDP成長率も冴えないことになります。

インターネット広告が全体を牽引

内訳を見ると、17年度見通しは、インターネット広告が14.9%増と引き続きけん引する。新聞(4.2%減)と雑誌(5.7%減)は落ち込むものの、減少幅は縮小する。テレビ(1.6%増)とラジオ(1.6%増)が堅調で、マス4媒体では0.3%増と4年ぶりにプラスに転じます。

トヨタ1位は変更なしか?有力企業動向

有力企業の動向は、2015年度に7年連続のソニーを、8年ぶりにトヨタが逆転しました。2016年もトヨタが一番になるかと思います。2位はソニーで、3位日産自動車・4位イオン・5位イオン・セブン&アイフォールディングス・6位ブリヂストン・7位マツダ・8位マツダ武田薬品工業・9位サントリーホールディングス・10位パナソニックとなってましたが2016年は変動がありそうです。


インタネット広告関連銘柄

全体を牽引するインターネット広告関連銘柄としては、内需関連でアメリカのトランプ大統領の影響も受け辛いのですが、かなり数があるので慎重に選別したいものです。
その中でサイバーエージェント(4751)は、クラウドファンディングでも有力なので注目したいです。


2193 クックパッド   東1    
2389 オプトHD     東1    
2461 ファンコミ     東1    
2491 Vコマース    東1   
3633 GMOペパボ   JQ   
3904 カヤック     東M    
3938 LINE       東1   
3966 ユーザベース  東M    
4293 セプテニHD   JQ   
4689 ヤフー       東1    
4751 サイバー     東1    
6038 イード        東M    
6058 ベクトル      東1    
6094 フリークHD   東M   
6176 ブランジスタ   東M   
6533 デジタルアイ    東M    
6534 DACHD     東2    
6535 アイモバイル  東M    







1 件のコメント:

  1. 2017年は注意深くインターネット広告に注目していきたいと思いました

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