2018年の貿易額は通年では3年連続の増加ですが年末に向かって下がって来ました。
2018年12月は3カ月連続の貿易赤字です。貿易収支の12ヶ月平均は下落です。教科書的には円安要因です。
輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は25ヶ月ぶり減少に転じました。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均は上昇しています。
有望銘柄を考えて見ます。
まず世界総額の輸出では、伸率が大きかったものはありません。
地域別の輸出では、
米国向け輸出では半導体用製造装置・原動機
・建設用鉱山用機械の伸率が大きかったです。
EU向け輸出では自動車・建設用鉱山用機械・金属製品の伸率が大きかったです。
アジア向け輸出では伸率が大きかったです。
中国向け輸出では伸率が大きかったものはありません。
世界総額の輸入では、液化石油ガス・航空機類・原粗油の伸率が大きかったです。
地域別の輸入では、
米国向け輸入では航空機類・原粗油・液化石油ガスの伸率が大きかったです。
EU向け輸入では医薬品・航空機類・原動機の伸率が大きかったです。
アジア向け輸入では通信機・半導体等電子部品・非鉄金属鉱の伸率が大きかったです。
中国向け輸入では有機化合物・金属製品・音響映像機器の伸
率が大きかったです。
12月の貿易統計より、有望銘柄はありません。
輸出・輸入金額の前年同月差が25ヶ月ぶりにマイナスに転じました。しばらく株価の低調は続きそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿