民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」が、事前予想より低い-5.1%となりました。ここだけが強調されて報道されるのでネガティブな印象を持ちますが、全体の金額だけでは見えてこないので機種別に内容を確認して有望銘柄を考えて見ます。
機械受注統計は、
機種別の中分類では原子力原動機・火水力原動機・内燃機関・ 発電機・その他重電機・電子計算機・通信機・電子応用装置・電気計測器・半導体 製造装置・風水力機械・ 運搬機械・産業用 ロボット・金属加工機械・化学機械・冷凍機械・合成樹脂加工機械・繊維機械・ 建設機械・鉱山機械・農林用機械・その他の22に分類されます。
半導体製造装置の主要8社は6146 ディスコ・6756 日立国際電気・6857 アドバンテスト・7729 東京精密・7731 ニコン・7735 SCREEN HD・8035 東京エレクトロン・8036 日立ハイテクノロジーズとなりますが、チャートの形は8銘柄ともいい形をしておりますが高値圏でもあるので高値掴みは避けたいところです。
運搬関連株としては、2151 タケエイ・9133東栄リーファーライン・6319シンニッタン・6478ダイベア・7226極東開発工業・6321IHI運搬機械の6銘柄が出てきました。大底を打ったと思われる海運株の東栄リーファーラインにもありますが、人手不足のテーマに合致しそうなものとして運搬・物流システムを手がける6321IHI運搬機械に興味があります。
産業ロボット関連株は6324 ハーモニック・ドライブ・システムズ・7012 川崎重工業・6622 ダイヘン・ 8137 サンワテクノス・7227 アスカ・6506 安川電機・6268 ナブテスコ・8081 カナデン・8052 椿本興業・7272 ヤマハ発動機・6905 コーセル・6594 日本電産・2902 太陽化学・7485 岡谷鋼機・6163 エイチアンドエフ・7435 ナ・デックスが出てきました。
3つのカテゴリーですと人手不足のテーマにも合致する産業ロボットが本命かと思います。
常にに高値で取引される安川電機より代理店を勤めるサンワテクノスに株価的には妙味があるかと思われます。
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