2017年8月1日火曜日

7月末業種別時価総額と法人企業統計経常利益率から割安業種を検証する 7月末時価総額では割安業種は3つに減り 輸送用機械株の割安は継続

毎月第一営業日に東証は業種別時価総額を公開しています。

東証の時価総額は、2011年にボトムを付けたあとは回復基調にありますが


2016年末の580兆円は2015年末の590兆円より下がっておりましたが、
2017年8月末で616兆円になっております。
社数は、2011年末の2279社に対して、2017年7月末で3553社です。





























企業の業績は、法人企業統計平成29年1~3月期を確認すると、
金融業・保険業を除く全産業の経常利益の増加率は、
平成29年1~3月で、プラス26.6%です。
全産業の時価総額の3月末から7月末の比較では、プラス7%です。

経常利益の増加率を横軸に、業種別の時価総額を縦軸にして分布させると、
全産業より割安な業種は、金属製品・小売業・輸送機械の3業種で6月末より減りました。


反対に割高なのは10業種でした。

7月は全体相場は値動き小さかったですが、輸送用機械が不調が続いています。


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