11月30日に鉱工業指数の2017年10月の速報の発表がりました。
鉱工業指数参考の図表の中にある鉱工業の在庫循環図を確認すると、
在庫の前年同期比はマイナスで、生産の前年同期比がプラスになっています。
在庫積み増し局面で在庫がプラスに転じました。
在庫積み増し局面の滞留期間
前回意図せざる在庫減局面から在庫積み増し局面に移行したのは、
平成25年の第4四半期で平成26年第2四半期には在庫つみ上がり局面に移行しました。
日経平均株価は、16000円から9か月ほど調整局面になっており、
俗にいう黒田バズーカの第2弾相場までの待ち時間でした。
次の四半期には在庫積み上がり局面に移行しているかも知れません。
有望品目は22品目
ここからの有望銘柄についても鉱工業指数から検証します。生産がプラス基調で、
出荷から在庫を引いた差もプラスス基調である品名を取り扱っている企業が有望です。
2か月連続で、生産がプラス基調で、出荷から在庫を引いた差もプラス基調である品名を探してみると、これから業績の上方修正が期待出来そうな品目が22品目が確認出来ました。
【22品目】
普通鋼冷間圧造用炭素鋼線 |
特殊鋼冷間圧造用炭素鋼線 |
アルミニウムはく |
食料品加工機械 |
ダイカスト用金型 |
プラスチック用金型 |
ダイヤモンド工具 |
一般用エンジン発電機 |
保護継電器 |
低圧開閉スイッチ |
医用電子応用測定器 |
ガラス製容器類 |
酸化チタン |
エチレン |
合成ブタノール |
柔軟仕上げ剤 |
クレンジングクリーム |
モイスチャークリーム |
アスファルト |
金属製保管庫類 |
繊維板・パーティクルボード |
シャープペンシル |
有望銘柄
10月の鉱工業生産指数からは、ダイヤモンド工具関連としてノリタケカンパニーリミテッドが有望かと思います。
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