2017年12月8日金曜日

10月の景気動向指数から有望銘柄を考える 

12月7日に景気動向指数(平成29年10月速報)が発表となっております。

一致指数の基調判断は、「改善」となっており景気拡張の可能性が高いことが示されています。。

景気動向指数には、先行・一致・遅行の3つの指数があります。
8月速報では、先行(106.8→106.1)・一致(117.6→116.5)・遅行(116.5→118.4)
と3つの指標の合計は上昇しました。3指数の合計は341.0となり2ヶ月ぶりの上昇です。



  

先行指数

先行指数ですが、日経商品指数(42種総合)・マネーストック(M2)(前年同月比)・東証株価指数
・中小企業売上げ見通しDIがプラス寄与でした。

反対に先行指数の中で、最終需要財在庫率指数・鉱工業用生産財在庫率指数・新規求人数(除学卒)
・新設住宅着工床面積・消費者態度指数がマイナス寄与でした。

一致指数

一致指数ですが、生産指数(鉱工業)・投資財出荷指数(除輸送機械)・商業販売額(卸売業)(前年同月比)
・営業利益(全産業)・有効求人倍率(除学卒)がプラス寄与でした。

反対に先行指数の中で、鉱工業用生産財出荷指数・ 耐久消費財出荷指数・
商業販売額(小売業)(前年同月比)マイナス寄与でした。

遅行指数

遅行指数ですが、家計消費支出(勤労者世帯、名目)・消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)
・最終需要財在庫指数がプラス寄与でした。

反対に法人税収入・完全失業率がマイナス寄与でした。

有望銘柄

10月の景気動向指数から個別の有望銘柄はありません。

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