2017年12月18日月曜日

11月の貿易統計から有望銘柄を考える

12月18日に2017年11月貿易統計(速報)が発表されています。






6カ月連続の貿易黒字です。貿易収支の12ヶ月平均は減少です。教科書的には円安要因です。

輸出と輸入の合計が大きければ経済活動が活発であることを示しますが、輸出と輸入の合計の12ヶ月平均は12ヶ月連続でプラスです。数量指数の(輸出-輸入)の12ヶ月平均は横這いです。

有望銘柄を考えて見ます。





まず世界総額の輸出では、半導体等製造装置・自動車・鉄鋼が前月比で伸率が大きかったです。



地域別の輸出では、
米国向け輸出では自動車・建設用鉱山用機械・自動車の部分品伸率が大きかったです。

EU向け輸出では自動車の部分品・医薬品・半導体製造装置の伸率が大きかったです。

アジア向け輸出では半導体等製造装置・鉄鋼・自動車伸率が大きかったです。 

中国向け輸出では半導体製造装置・有機化合物・電子回路等の機器伸率が大きかったです。


世界総額の輸入では、原粗油・通信機・非鉄金属が前月比で伸率が大きかったです。


地域別の輸入では、
米国向け輸入では液化石油ガス・原粗油・原動機の伸率が大きかったです。
EU向け輸入では自動車・科学光学機器・原粗油伸率が大きかったです。

アジア向け輸入では通信機・半導体等電子部品・衣類同付属品の伸率が大きかったです。 


中国向け輸入では通信機衣類同付属品・電算機類伸率が大きかったです。

11月の貿易統計より、有望銘柄はありません。

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