2017年12月5日火曜日

経済統計から12月のFXで狙う通貨を考える

11月はドルインデックスは下落しました。
ドルインデックスの11月は10月末と比較して下落して93レベルです。
IMMの投機ポジションもドルインデックスの売りポジションが10倍になりました。
円のポジションは円売りポジションが7%減りました。
投機筋は11月はドル売りでした。 

円・ドル・ユーロ・ポンド・豪ドルの中から、ここから狙える通貨をを考えます。



まずファンダメンタルズですが為替に影響に与える要因が一般的に5つあります。

景気・金利・貿易収支・戦争テロ・インフレの5つです。
11月6日から12月5日までの経済指標をチェックして見ました。

1つ目は、景気でGDP成長率がプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:×、ドル:×、ユーロ:〇、ポンド:△、豪ドル:× となります。

2つ目は、10年金利から物価上昇を示すCPIを引いた実質金利のアメリカの実質金利との
差である実質金利のプラス縮小を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:〇、ドル:ー、ユーロ:
、ポンド:、豪ドル: となります。

3つ目は、貿易収支でプラス基調を○、横這い△、マイナス基調を×とすると、
円:×、ドル:×、ユーロ:
、ポンド:×、豪ドル:〇 となります。

4つ目は、戦争ですが良化を○、変化なし△、悪化×とすると、
円:△、ドル:△、ユーロ:△、ポンド:△、豪ドル:△ となります。

5つ目は、インフレでCPIの前年同月比でプラス基調を○、横這い△、
マイナス基調を×とすると、
円:×、ドル:×、ユーロ:〇、ポンド:△、豪ドル:× となります。
世界は長期金利と共に物価も上昇基調になって来ているようです。

IMM投機ポジションでは全体的にドル買いポジションが増加しました。

買いポジションのプラスを○、変化なし△、マイナスが×とすると、
円:〇、ドル:〇、ユーロ:〇、ポンド:×、豪ドル:× となります。

以上を総合すると〇の数は、円が2つ、ドルが1つ、ユーロが5つ、ポンドが2つ、
豪ドルが2つです。
×の数は、円が3つ、ドルが3つ、ユーロが0つ、ポンドが1つ、豪ドルが3つです。

総合判断としては〇が5つのユーロを買い、×が4つのドルを売るユーロ買いドル売り
がここから狙えるポジションかと思います。


ボラティリティが上昇に備えてロスカットを入れながら取引するのがいいかと思います。


為替レートは

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